昨日(2014年8月1日)の動向

東京市場では、米雇用統計の発表を控え様子見ムードが広がり、米ドル/円は102円台後半レベルを中心にもみ合う動きとなりました。この日発表された、米7月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が+20.9万人と市場の事前予想予想である+23万人を下回る内容となりました。また、失業率は前月から0.1ポイント悪化し6.2%となりました。米雇用統計の発表前、期待感から米ドル/円は102.99円レベルまで上昇しましたが、その後市場の事前予想を下回る結果を受けて米ドル売りが強まり、米ドル/円は102.34円レベルまで下落しました。

2014年8月1日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 102.813 102.998 102.329 102.553
ユーロ/円 137.648 138.009 137.553 137.712
豪ドル/円 95.555 95.795 95.298 95.529

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2014年8月4日)の展望

【米ドル/円】

上値では、103円台にのせきることができるかが焦点となりそうです。一方下値では、102.30円レベルで下げ止まるか注目です。同レベルを下抜けた場合、日足・50日移動平均線が位置する101.90円レベルが視野に入りそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 103.000 103.500 102.000 101.000

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

上値では日足50日移動平均線が位置する138.20円レベルや139円ちょうどが意識されそうです。一方下値では137.00円でサポートされるかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 138.000 139.000 137.000 136.500

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

上値では、96円台をしっかりと上抜くことができるかが焦点となりそうです。一方下値では、日足・50日移動平均線が位置する95.40円レベルや節目となる95円ちょうどなどがサポートとして機能するか注目されます。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 96.200 96.500 95.300 95.000

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2014年8月4日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2014年8月4日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
17:30 (英)7月建設業PMI 62.0 62.6
18:00 (欧)6月PPI(前月比) 0.0% -0.1%
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します