昨日(2014年7月22日)の動向
東京市場では、日経平均株価が大幅反発となったことや、ウクライナ問題や中東情勢に対する地政学的リスクが残る一方、大規模な武力衝突は回避されるという見方が強まったことなどからリスク回避姿勢が後退。米ドル/円は一時101.50円レベルまで上昇しました。海外市場では序盤、東京市場の流れを引き継いで米ドル/円は一時101.60円レベルまでじり高となったものの、米消費者物価指数(CPI)が市場の事前予想を下回ったことなどが嫌気され、米ドル/円は一時101.30円レベルまで反落。しかし、その後に発表された米中古住宅販売件数が好調だったことや、ダウ平均株価が堅調に推移したことなどを受け、101円半ばレベルまで値を戻す動きとなりました。
2014年7月22日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 101.370 | 101.597 | 101.334 | 101.452 |
ユーロ/円 | 137.089 | 137.330 | 136.583 | 136.592 |
豪ドル/円 | 95.039 | 95.550 | 94.941 | 95.296 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年7月23日)の展望
【米ドル/円】
リスク回避姿勢の後退から、小幅ながら円安が進展。上値では、日足・200日移動平均が位置する102円ちょうどのレベルを抜けることができるかが焦点となりそうです。一方下値では、節目となる101円ちょうどや、5/21安値の100.80円レベルがサポートとして機能するか注目されます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 101.800 | 102.000 | 101.000 | 100.800 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
下値では、年初来安値の136.35円が視野に入っています。一方上値では138円台を回復できるかがポイントとなりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 137.000 | 138.000 | 136.350 | 135.800 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
上値は96円台にしっかりと乗せられるかが焦点となりそうです。一方下値では、先週安値の94.40円レベルや節目となる94円ちょうどがサポートとして機能するか注目です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 95.300 | 96.000 | 94.800 | 94.400 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年7月23日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年7月23日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★★ | 23:00 | (欧)7月消費者信頼感(速報値) | -7.5 | -7.5 |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
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