昨日(2014年7月9日)の動向

先日から注目されていた、ニューヨーク市場で米連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を公表しました。しかし、市場が期待していた利上げに関する目新しい発言は見当たらず、大きな動きには繋がりませんでした。FOMC議事録では、想定通りの10月のQE終了や、一部から利上げを求める意見もあったこと等が公表されました。

2014年7月9日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 101.874 101.889 101.487 101.568
ユーロ/円 138.728 138.821 138.436 138.239
豪ドル/円 95.473 95.691 95.311 95.471

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2014年7月10日)の展望

【米ドル/円】

上値では、日足・200日移動平均線が推移する101.80円レベルが意識されそうです。一方下値は、先日から何度かサポートされている節目の101.50円レベルを割り込むと101.30円レベルが争点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 101.800 102.000 101.300 101.000

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

引き続き上値では日足・200日移動平均線が推移する139.20円レベルが意識されており、一方下値では、昨日、一昨日にサポートされている138.10円レベルが争点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 139.200 139.750 138.100 137.800

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

数日間小幅レンジの動きとなっているため、次に振れる方に進みやすい形となっております。引き続き上値は96円台に乗せきることができるかが注目となりそうです。下値では、95.30円レベルがサポートとして意識されており、同レベルを割り込むと95円ちょうどの水準が意識されそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 96.000 96.500 95.300 94.950

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2014年7月10日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2014年7月10日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
N/A (中)6月貿易収支(米ドル) 369.5億ドル 359.2億ドル
8:50 (日)5月機械受注(前月比) 0.70% -9.10%
10:30 (豪)6月新規雇用者数 1.20万人 -0.48万人
10:30 (豪)6月失業率 5.9% 5.9%
★★ 20:00 (英)イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表 0.50% 0.50%
★★ 20:00 (英)英中銀資産買取プログラム規模 3750億ポンド 3750億ポンド
21:30 (米)前週分新規失業保険申請件数 31.5万人 31.5万人
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します