昨日(2014年6月23日)の動向
東京市場では、午前中に発表されたHSBC中国製造業PMIが市場の事前予想を上回る好結果となったことを受け一時豪ドル買い/米ドル売りが進展。また、後場かけて日経平均株価が値を下げたことも嫌気され、米ドル/円は102円台を割り込み一時101.80円レベルまで値を下げる展開となりました。海外市場では、欧州株価の下落に加え米10年債利回りも低下したことから、米ドル/円の上値は重く101円台後半レベルを中心にもみ合う動きとなりました。
2014年6月23日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 102.052 | 102.132 | 101.820 | 101.939 |
ユーロ/円 | 138.730 | 138.812 | 138.285 | 138.657 |
豪ドル/円 | 96.688 | 96.315 | 95.685 | 96.012 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年6月24日)の展望
【米ドル/円】
米ドル/円は、直近の高安100.80円レベルと102.80円レベルを基準とした三角持合いの中で推移しています。今後このレンジを上下どちらの方向に放れるかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 102.200 | 102.400 | 101.800 | 101.400 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
欧州株の下落やフランス・ドイツ・ユーロ圏のPMIが総じて市場の事前予想を下回る弱い内容となったことからユーロ/円は一時138.30円レベルまで値を下げる展開となりました。上値では日足・100日移動平均線が位置する138.90円レベルをこなしつつ139円台に乗せきることができるかが焦点となりそうです。一方下値では138円ちょうどの水準がサポートとして意識されそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 138.900 | 139.300 | 138.000 | 137.500 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
HSBC中国製造業PMIが50.8となり、景況判断の節目となる50.0を半年ぶりに上回る内容となったことが好感され、豪ドル/円は一時96.30円レベルまで急伸する展開となりました。上値では、4月4日の高値96円台半ばレベルを明確に上回ることができるかが焦点となりそうです。一方下値では、日足25日移動平均線が位置する94円台前半レベルがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 96.300 | 96.500 | 95.600 | 95.400 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年6月24日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年6月24日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★ | 17:00 | (独)6月IFO企業景況感指数 | 110.3 | 110.4 |
★★ | 22:00 | (米)4月ケース・シラー米住宅価格指数 | 169.09 | 166.8 |
★★★ | 23:00 | (米)5月新築住宅販売件数(年率換算件数) | 44万件 | 43.3万件 |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
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