昨日(2014年6月18日)の動向
東京市場では、前日発表された米消費者物価指数が強い内容となったことなどを受け、日経平均株価が上げ幅を拡大。リスク選好の円売りがやや優勢となり、米ドル/円は102円台前半レベルで底堅い値動きとなりました。海外市場では、FOMCの公表受け米ドル/円は一時乱高下。注目されたFOMCでは、これまで通り量的緩和終了後も当面は低金利政策を維持するとのスタンスが再認識されたことから早期利上げ観測が後退。FOMCの公表直後、米ドル/円は102.40円レベルまで急伸したのち、101.90円レベルまで反落。その後再び102円台に戻すなど上下に振れる動きとなりました。その後は、米債利回りの低下に伴い米ドル売りが優勢となり、米ドル/円は101円台後半レベルで上値の重い展開となりました。
2014年6月18日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 102.155 | 102.330 | 101.884 | 101.930 |
ユーロ/円 | 138.382 | 138.729 | 138.342 | 38.557 |
豪ドル/円 | 95.379 | 95.898 | 95.303 | 95.885 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年6月19日)の展望
【米ドル/円】
上値では日足100日移動平均線が位置する102円前半レベルをしっかりと上抜けることができるかが焦点となりそうです。一方下値ターゲットとして、日足・200日移動平均線が位置する101円半ばレベルがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 102.800 | 103.500 | 101.600 | 101.400 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
上値ターゲットとして、日足・200日移動平均線が位置する138.90円レベルがあげられます。一方下値では、137.70円レベルがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 138.800 | 140.000 | 138.000 | 137.700 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
上値では、96円台をしっかりと上抜けることができるかが焦点となりそうです。一方下値では、日足・50日移動平均線が位置する95円前半レベルがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 96.000 | 96.500 | 95.150 | 93.800 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年6月19日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年6月19日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★★ | 21:30 | (加)4月小売売上高 | 0.5% | -0.1% |
★★ | 21:30 | (加)5月消費者物価指数(CPIコア)(前月比) | 0.3% | 0.2% |
★★ | 23:00 | (欧)6月消費者信頼感(速報値) | -6.5 | -7.1 |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
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