昨日(2014年6月16日)の動向

東京市場では、イラク情勢やロシアによるウクライナへの天然ガス供給停止報道を受けて地政学的リスクが高まり、リスク回避の円買いが強まると米ドル/円一時101.70円レベルまで下落する展開となりました。海外市場では、NYダウの持ち直しとことなどから米ドルが買い戻され、米ドル/円は101円台後半レベルまで上昇。ただ、FOMCを控えて様子見ムードも根強く、その後は同水準でもみ合う動きとなりました。

2014年6月16日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 101.980 102.040 101.722 101.838
ユーロ/円 138.037 138.266 137.695 138.216
豪ドル/円 95.865 95.918 95.473 95.735

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2014年6月17日)の展望

【米ドル/円】

上値ターゲットとして、日足・100日移動平均線が位置する102.20円レベルがあげられます。一方下値ターゲットとして、日足・200日移動平均線が位置する101円台半ばレベルがあげられます。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 102.000 102.200 101.600 101.400

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

上値ターゲットとして、日足・200日移動平均線が位置する139円後半レベルがあげられます。一方下値では、137.70円レベルがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 138.400 138.800 138.000 137.700

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

上値では、96円台をしっかりと上抜けることができるかが焦点となりそうです。一方下値では、日足・25日移動平均線が位置する95円ちょうどの水準がサポートとして機能するかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 95.900 96.200 95.500 95.200

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2014年6月17日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2014年6月17日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★★ 17:30 (英)5月CPI(前月比) 0.2% 0.4%
★★★ 17:30 (英)5月CPI(前年比) 1.7% 1.8%
★★★ 17:30 (英)5月CPIコア(前年比) 1.7% 2.0%
★★ 18:00 (独)6月ZEW景況感調査 35.0 33.1
★★ 18:00 (欧)6月ZEW景況感調査 N/A 55.2
★★★ 21:30 (米)5月CPI(前月比) 0.2% 0.3%
★★★ 21:30 (米)5月CPI(前年比) 2.0% 2.0%
★★★ 21:30 (米)5月CPIコア(除食品・エネ)(前月比) 0.2% 0.2%
★★ 21:30 (米)5月住宅着工件数 102.9万件 107.2万件
21:30 (米)5月建設許可件数 105万件 105.9万件
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します