昨日(2014年6月3日)の動向
日経平均株価が1万5,000円台を回復。米10年債利回りも2.5%台を回復しことから米ドル/円は終日102円台半ばレベルで底堅く推移しました。ただ、4日に発表が予定される米ADP雇用統計とISM非製造業景況指数、5日に予定される欧州中央銀行(ECB)理事会、6日に予定される米雇用統計と重要経済指標が並んでいるため、様子見ムードも根強くなってきており、上値も重い展開となりました。
2014年6月3日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 102.374 | 102.549 | 102.27 | 102.498 |
ユーロ/円 | 139.205 | 139.770 | 139.052 | 139.675 |
豪ドル/円 | 94.647 | 95.055 | 94.513 | 94.957 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年6月4日)の展望
【米ドル/円】
上値では、日足・一目均衡表の抵抗帯が位置する102円台半ばレベルをしっかりと上抜けることができるかが焦点となりそうです。一方下値では、心理的節目102円ちょうどがサポートとして機能するかがポイントとなりそうです。102円台を下抜いてきた場合、日足・200日移動平均線が位置する101円台半ばレベルが意識されそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 102.650 | 103.000 | 102.250 | 101.900 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
上値では、日足・25日移動平均線が位置する139.80円レベルをこなしつつ140円台に乗せきることができるかが焦点となりそうです。一方下値では、節目の139円ちょうどや日足・200日移動平均線が位置する138円台半ばレベルなどが意識されそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 140.000 | 140.250 | 139.150 | 138.850 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
上値では、節目の95円にしっかり乗せきることができるかが焦点となりそうです。一方、売り戻された場合では93円~95円のレンジ相場となる可能性が指摘されております。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 95.200 | 95.800 | 94.300 | 94.000 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年6月4日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年6月4日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★★ | 21:15 | (米)5月ADP雇用統計(前月比) | 21.0万人 | 22.0万人 |
★ | 21:30 | (米) 4月貿易収支 | -408億ドル | -404億ドル |
★★ | 23:00 | (米)5月ISM非製造業景況指数(総合) | 55.5 | 55.2 |
★ | 3:00 | (米)米地区連銀経済報告(ベージュブック) | N/A | N/A |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
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