昨日(2014年6月2日)の動向
東京市場では、1日に発表された中国5月の製造業購買担当者指数(PMI)が50.8と、5カ月ぶりの高水準となったことや、日本の経済指標が市場の事前予想を上回る内容となったことなどを受け、日経平均株価が大幅上昇。米ドル/円は102円台に乗せる展開となりました。その後も、欧州中央銀行(ECB)が5日の理事会で追加緩和に踏み切るとの見方が強まったことから、相対的に米ドルが買われ海外市場で、米ドル/円は102円台半ばレベルまで上昇しました。
2014年6月2日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 101.814 | 102.478 | 101.754 | 102.369 |
ユーロ/円 | 138.788 | 139.316 | 138.652 | 139.177 |
豪ドル/円 | 94.778 | 94.869 | 94.287 | 94.648 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年6月3日)の展望
【米ドル/円】
上値では、日足・一目均衡表の雲の抵抗帯をこなしつつ102円台半ばの水準をしっかりと上抜けることができるかが焦点となりそうです。一方下値では、心理的節目102円ちょうどがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 102.550 | 103.000 | 101.900 | 101.200 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
上値では日足25日移動平均線が位置する140円台ちょうどの水準が意識されそうです。一方下値では、日足・200日移動平均線がサポートとして機能するかが焦点となりそうです。5日に予定されている欧州中央銀行(ECB)の理事会の結果が注目されます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 139.400 | 140.000 | 138.700 | 138.100 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
上値では、日足・一目均衡表の雲の上限をこなしつつ95円台にしっかりと乗せきることができるかが焦点なりそうです。一方、下値ターゲットとしては節目の94円ちょうどがあげられます。本日発表予定の政策金利の結果次第では大きなトレンドが出る可能性もあり注意が必要です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 94.900 | 95.200 | 94.150 | 94.000 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年6月3日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年6月3日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★ | 10:30 | (豪)4月小売売上高(前月比) | 0.30% | 0.10% |
★★ | 13:30 | (豪) 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表 | 2.50% | 2.50% |
★ | 17:30 | (英)5月建設業購買担当者景気指数(PMI) | 61.0 | 60.8 |
★ | 18:00 | (欧) 4月失業率 | 11.8% | 11.8% |
★★ | 18:00 | (米)5月消費者物価指数(HICP、速報値)(前年同月比) | 0.6% | 0.7% |
★ | 23:00 | (米)4月製造業新規受注(前月比) | 0.5% | 0.9% |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
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