昨日(2014年5月14日)の動向

東京市場では、新規材料に乏しい中、102円前半レベルで小幅にもみ合う動きとなりました。海外市場では、欧州中央銀行(ECB)の追加緩和観測に伴う米長期金利の低下を背景に米ドル/円は101.70レベルまで下落しました。

2014年5月14日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 102.256 102.276 101.718 101.870
ユーロ/円 140.115 140.267 139.459 139.704
豪ドル/円 95.649 95.100 95.350 95.535

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2014年5月15日)の展望

【米ドル/円】

米ドル/円は再び102円台を割り込む動きとなりました。上値では、日足・50日移動平均線が位置する102.40レベルが意識されそうです、一方下値では、101半ばレベルがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。101円台半ばレベルを割り込んできた場合、日足・200日移動平均線が位置する101円台前半レベルが意識されそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 102.000 102.400 101.650 101.200

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

ユーロ/円は日足・一目均衡表の雲の下限が位置する140円ちょうどを割り込む動きとなりました。上値では、140円ちょうどがレジスタンスとして意識されそうです。一方下値では、139円ちょうどを意識しての値動きとなりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 140.000 140.900 139.150 138.800

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

豪ドル/円は一時96円台を上抜ける展開となりました。上値では、96円台にしっかりと乗せきることができるかが焦点となりそうです。一方下値では、95円ちょうどの水準がサポートとして機能するかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 96.000 96.250 95.200 94.600

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2014年5月15日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2014年5月15日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★ 8:50 日・ 1-3月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比) 1.0% 0.2%
★★ 8:50 日・1-3月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(年率換算) 4.2% 0.7%
13:25 日・黒田東彦日銀総裁、発言
14:30 仏・1-3月期国内総生産(GDP、速報値)(前期比) 0.1% 0.3%
★★ 18:00 独・1-3月期国内総生産(GDP、速報値)(前期比) 0.7% 0.4%
★★ 18:30 欧・1-3月期四半期域内総生産(GDP、速報値)(前期比) 0.4% 0.2%
21:30 米・5月ニューヨーク連銀製造業景気指数 6.00 1.29
★★ 21:30 米・4月消費者物価指数(CPI)(前月比) 0.3% 0.2%
21:30 米・前週分新規失業保険申請件数 32.0万件 31.9万件
22:15 米・4月鉱工業生産(前月比) 0.0% 0.7%
米・ 5月フィラデルフィア連銀製造業景気指数 14 16.6
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します