前日(2014年5月9日)の動向
東京市場では序盤、日経平均株価 の下落を受け米ドル/円は101円台半ばまで下落。その後、日経平均株価がプラスに転じて上げ幅を拡大すると、リスクオンから米ドル/円も値を戻し、101.70円レベルまで上昇しました。海外市場では、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が前日に追加金融緩和を強く示唆する発言をしたことが引き続き材料視され、ユーロは主要通貨に対して下落。一方、米ドル/円はNYダウの上昇や米債利回りの上昇をなどを受け、一時101.83円レベルまで上昇。その後も101円後半レベルで底堅い値動きとなりました。
2014年5月9日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 101.652 | 101.836 | 101.545 | 101.790 |
ユーロ/円 | 140.686 | 140.804 | 139.883 | 140.049 |
豪ドル/円 | 95.278 | 95.378 | 95.017 | 95.289 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年5月12日)の展望
【米ドル/円】
上値では、102円ちょうどや日足・50日移動平均線が位置する102.37レベルが意識されそうです。一方下値では、101円台半ばの水準が米ドル/円のサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 102.000 | 102.500 | 101.400 | 101.000 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ECB総裁発言によりユーロ安が継続。ユーロ/円は日足・フィボナッチ38.2%戻しが位置する139.80レベルを維持できるかに注目です。一方、上値では141円ちょうどや日足・100日移動平均線が位置する141.28円レベルが意識されそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 142.000 | 141.000 | 140.000 | 139.800 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
豪ドル/円は底堅い動きを継続。上値では先週の高値95.64円レベルや心理的節目96円ちょうどが意識されそうです。一方下値では、先週の安値95.25円レベルや日足・50日移動平均線が位置する94.38円レベルなどがサポートとして機能するかがポイントとなりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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豪ドル/円 | 96.000 | 96.500 | 94.250 | 94.100 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年5月12日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年5月12日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★ | 3:00 | 米・4月月次財政収支 | 1140億ドル | -369億ドル |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
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