昨日(2014年5月7日)の動向
東京市場では、日経平均株価指数が一時1万4,100円台を割り込む展開となったことから、米ドル/円は101円台半ばレベルで上値の重い展開となりました。海外市場では、ウクライナ情勢の緊張緩和などを受け、米ドル/円は一時102円台付近まで上昇。その後、イエレンFRB議長が「高レベルの緩和はなお必要」との発言を受け米長期金利が下落すると、米ドル/円は再び101円台半ばレベルまで下落しました。その後、NY市場引けにかけ米ドル/円は101円台後半レベルまで小幅に反発するも上値も重く同水準でもみ合う展開となりました。
2014年5月7日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
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米ドル/円 | 101.653 | 101.002 | 101.433 | 101.890 |
ユーロ/円 | 14.586 | 141.993 | 141.147 | 141.742 |
豪ドル/円 | 95.064 | 95.142 | 94.732 | 95.078 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年5月8日)の展望
【米ドル/円】
ドル円は一時102円台を回復したものの上値の重い展開となりました。上値では、102円台にしっかりと乗せきることができるかが焦点となりそうです。一方下値ターゲットとして、心理的節目101円台半ばレベルや日足・200日移動平均線が位置する101.07円レベルなどがあげられます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 102.750 | 103.000 | 101.500 | 101.000 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ユーロ/円は底堅く推移。上値では、142円台にしっかりと乗せきることができるかが焦点となりそうです。一方下値では、昨日の安値141.14円レベルを維持できるかに注目です。本日欧州のECB政策金利発表とECB総裁の定例記者会見に注目です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 142.000 | 142.500 | 141.500 | 140.800 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
豪ドル円は先日の豪政策金利が据え置きだったこともあり底堅い値動きとなっています。上値では、96円ちょうどが意識されそうです。一方下値では引き続き、95円台を維持できるかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 95.350 | 96.000 | 94.500 | 94.000 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年5月8日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年5月8日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★★ | 20:00 | 独・鉱工業生産(前月比) | 0.2% | 0.4% |
★★★ | 英・5月英中銀資産買取プログラム規模 | 3,750億ポンド | 3,750億ポンド | - |
★★★ | 20:00 | 英・イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表 | 0.5% | 0.5% |
★★★ | 20:45 | 欧・欧州中央銀行(ECB)政策金利 | 0.25% | 02.5% |
★★★ | 21:30 | 欧・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見 | N/A | N/A |
★ | 21:30 | 米・前週分新規失業保険申請件数 | 32.5万件 | 34.4万件 |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
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