昨日(2014年4月30日)の動向
東京市場では、注目されていた日銀展望レポートが大方市場の事前予想に沿った見通しが示されたことから円買いが優勢となり、米ドル/円は一時102円台前半レベルまで下落。海外市場では、米ADP全国雇用者数が市場の事前予想を上回り、米ドル/円は102.60レベルまで上昇したものの、その後に発表された米GDPが市場の事前予想を下回る結果となり、米ドル円は102円半ばから102.05レベルまで急落し、この日の安値を更新。なお、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果にサプライズはなく、市場の反応は限定的となりました。
2014年4月30日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 102.611 | 102.655 | 102.032 | 102.205 |
ユーロ/円 | 141.714 | 142.088 | 141.123 | 141.736 |
豪ドル/円 | 95.096 | 95.259 | 94.613 | 94.929 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年5月1日)の展望
【米ドル/円】
米ADP全国雇用者数は市場の事前予想を上回る結果となりましたが、米GDPが市場の事前予想を下回る内容に。またFOMCではサプライズが無かったことから上値は重い展開となりました。上値では、103円ちょうどを上抜けることができるかが焦点となりそうです。一方下値では、102円台を維持できるかに注目です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 102.950 | 103.500 | 102.000 | 101.500 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ユーロ円は方向感の無い値動きとなりました。本日欧州が祝日・休場となるため米ドル/円の動向などを眺めながらの取引となりそうです。上値では、142円台にしっかりと乗せることができるかが焦点となりそうです。一方、下値では141円ちょうどがサポートとして意識されそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 142.000 | 142.500 | 141.200 | 140.800 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
上値では、昨日の高値95.25レベルをしっかりと超えることが出来るかに注目です。一方下値では日足・50日移動平均線が位置する93.99レベルがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 95.600 | 96.200 | 94.000 | 93.500 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年5月1日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年5月1日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★ | 17:30 | (英)製造業PMI | 55.4 | 55.3 |
★ | 21:30 | (米)新規失業保険申請件数 | 32.0万件 | 32.9万件 |
★ | 21:30 | (米)個人所得 | 0.4% | 0.3% |
★★ | 23:00 | ISM製造業景況指数 | 54.3 | 53.7 |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
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