昨日(2014年4月10日)の動向
東京市場前半では、日経平均株価が上昇したことを受け米ドル/円が小幅に反発。一時102.15レベルまで上昇しました。東京市場後半になると、中国貿易収支の悪化などを受けリスク回避の円買いが優勢となり、米ドル/円は101.60レベルまで下落しました。海外市場では序盤、米週次新規失業保険申請件数の内容を好感した米ドル買いなどにより、一時102円乗せをうかがう場面もありましたが、米株価の下落や債券利回りの低下などを背景に一時101.35レベルまで下値を拡大しました。
2014年4月10日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 101.979 | 102.134 | 101.330 | 101.543 |
ユーロ/円 | 141.270 | 141.549 | 140.597 | 141.004 |
豪ドル/円 | 95.739 | 96.235 | 95.446 | 95.588 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年4月11日)の展望
【米ドル/円】
リスク回避の円買いが進展し、米ドル/円は101.35レベルまで下落しました。下値では、3月の安値101.20レベルがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。一方、上値では引き続き102円台にしっかりと乗せきることができるかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 102.200 | 102.800 | 101.000 | 100.500 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ユーロ/円は方向感のない値動きとなりました。上値では142円、下値では140円のそれぞれ節目どちらに放れるかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 141.900 | 143.000 | 140.000 | 139.000 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
豪雇用統計の大幅改善を受けて豪ドル/円は一時96.20レベルまで上昇。その後は中国貿易収支の悪化などで反落。上値ターゲットとして先週末の米雇用統計発表後の高値96.50レベルがあげられます。一方、下値では引き続き95円ちょうどレベルが下支えとなるかに注目です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 96.500 | 97.000 | 95.000 | 94.000 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年4月11日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年4月11日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★★ | 8:50 | 日銀・金融政策決定会合議事要旨 | - | - |
★ | 15:00 | (独)3月消費者物価指数(CPI、改定値)(前月比) | 0.30% | 0.30% |
★ | 21:30 | (米)3月卸売物価指数(PPI)(前月比) | 0.20% | -0.20% |
★ | 22:55 | (米)4月ミシガン大学消費者態度指数・速報値 | 81 | 80 |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
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