昨日(2014年4月9日)の動向

東京市場では、前営業日に大幅安となった反動もあり米ドル/円は買い戻しの流れが優勢となり、一時102.15レベルまで上昇しました。海外市場では、米ドル/円は上値の重い展開となりました。この日発表されたFOMC議事録が、市場のハト派的な内容と受け止められ、早期の利上げ観測が後退。一時米ドル売りが強まり、米ドル/円は101.70レベルまで値を下げました。

2014年4月9日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 101.823 102.158 101.722 101.995
ユーロ/円 140.469 141.315 140.414 141.312
豪ドル/円 95.307 95.790 95.191 95.750

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2014年4月10日)の展望

【米ドル/円】

FOMC議事録発表後、米ドル/円は101.70レベルまで下落。下値では4月8日の安値101円半ばレベルや、3月14日の安値101.20レベルがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。一方、上値では102円台にしっかりと乗せきることができるかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 102.200 102.800 101.500 101.200

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

米ドルが対ユーロでも売られたためユーロ/円は、一時141円台まで上昇。上値では節目の142円台をうわ抜くことができるかが焦点となりそうです。一方、下値では140円大台がサポートとして機能するかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 141.900 143.000 140.000 139.000

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

豪ドル/米ドルが堅調に推移したこと加えて、資源価格が上昇したことが好感され豪ドル/円は95.70レベルまで反発。上値ターゲットとして、先週末の米雇用統計発表後の高値96.50レベルがあげられます。一方、下値では、昨日安値95円ちょうどレベルが下支えとなるかに注目です。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 96.500 97.000 95.000 94.000

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2014年4月10日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2014年4月10日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
10:30 (豪)3月失業率 6.1% 6.0%
★★ 20:00 英中銀政策金利発表 0.50% 0.50%
21:30 (米)新規失業保険申請件数 +32.0万件 +32.6万件
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します