昨日(2014年4月4日)の動向
東京市場では、米雇用統計の発表を控えて様子見ムードが広がり、米ドル円は103円後半レベルでもみ合う状態が続きました。
海外市場では、米雇用統計で非農業部門雇用者数が市場の事前予想をやや下回る内容となったことを受け、発表直後103.50レベルまで急落。しかし前回2月分が上方修正されたことから、一転米ドルを買い戻す動きが強まり、一時104.10レベルまで反発・上昇し昨日高値を更新する動きとなりました。その後は、米債利回りの低下やNYダウが一時150ドルを超す下げ幅となったため米ドル/円は103円台前半レベルまで反落。同水準でもみ合う動きとなりました。
2014年4月4日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 103.923 | 104.106 | 103.183 | 103.257 |
ユーロ/円 | 142.564 | 142.612 | 141.37 | 141.481 |
豪ドル/円 | 95.942 | 96.498 | 95.796 | 95.932 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年4月7日)の展望
【米ドル/円】
米雇用統計後一時上昇に転じたものの、米ドル円は売られる形となりました。上値では、心理的節目104円台にしっかりと乗せきることできるかが焦点となりそうです。一方、下値では、日足・一目均衡表の雲の上限が位置する103.10レベルがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 103.80 | 104.10 | 103.00 | 102.80 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ユーロ/円は欧州中央銀行(ECB)が「量的緩和(QE)について最大1兆ユーロ規模を想定している」と伝わったことから、下げ渋る展開となりました。上値では、先週末米雇用統計発表前の水準142.50レベルを回復できるかに注目です。一方下値ターゲットとして、日足・一目均衡表の雲の上限が位置する140.95レベルや心理的節目140円などがあげられます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 142.50 | 143.00 | 141.00 | 140.00 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
豪ドル/円は96.00付近で上値が重い展開となっております。上値ターゲットとして先週末高値96.50レベルがあげられます。一方下値ターゲットは上昇局面の半値戻し94円台前半レベルがあげられます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 96.50 | 97.00 | 95.00 | 94.00 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年4月7日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年4月7日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★★ | 15:00 | (独)鉱工業生産指数( | 0.3% | 0.8% |
★★ | 22:00 | (欧)ECB年次報告書公表 | - | - |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
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