昨日(2014年4月3日)の動向
東京市場では、日経平均株価が堅調となったことを受け、リスク選好の円売りの流れとなり、米ドル/円は約2カ月半ぶりに104円台を付けました。海外市場では、ECB政策金利は据え置きとなったものの、ドラギ総裁が会見で追加緩和に含みを持たせたことでユーロ売りを誘い、ユーロ円は143円台から一時142.30レベルへ下落。米ドル/円は、米債利回りが軟調に推移したことや米国株が下落に転じたことなどを受け、104円台を割り込んだものの、本日の米雇用統計を控えて下げ幅も限定的となり、その後は103円台後半レベルでもみ合う動きとなりました。
2014年4月3日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 103.881 | 104.110 | 103.816 | 103.946 |
ユーロ/円 | 142.999 | 143.432 | 142.298 | 142.610 |
豪ドル/円 | 96.067 | 96.128 | 95.665 | 95.967 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年4月4日)の展望
【米ドル/円】
目先上値では、1月の高値105.40レベルを上抜けことができるか注目です。一方、下値では一目均衡表雲上限が位置する103.10レベルや雲下限が位置する102.45レベルがサポートとなるか注目です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 105.000 | 105.400 | 103.100 | 102.450 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
上値では3月7日高値の143.80レベルをしっかりと上抜けることができるか注目です。一方下値では200日移動平均線が位置する141.75レベルがサポートとして機能するか注目です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 143.500 | 143.800 | 142.000 | 141.750 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
テクニカル的にはRSIが97付近に位置していることやボリンジャーバンド+2σを上抜けていることから過熱感がでており、調整の動きには注意が必要です。上値ターゲットは節目となる97円ちょうどなどがあげられます。一方下値ターゲットは直近上昇局面からの半値戻し94円台前半レベルとなりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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豪ドル/円 | 96.500 | 97.000 | 95.000 | 94.000 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年4月4日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年4月4日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★★ | 21:30 | 米・3月非農業部門雇用者数変化(前月比) | 20.0万人 | 17.5万人 |
★★★ | 21:30 | 米・3月失業率 | 6.6% | 6.7% |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
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