昨日(3月28日)の動向
東京市場では、日経平均株価が下落して始まったことを受けてリスク回避姿勢が強まり、米ドル/円は102.00レベルまで下落しました。しかし、日経平均株価が切り返す場面では102.20レベルまで値を戻しました。海外市場では、中国や欧州中央銀行(ECB)の追加刺激作への期待が強まる中、米3月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値が小幅に上方修正されたことや米2月個人消費支出(PCE)が1月から増加したことを受け、リスク選好姿勢が強まり、米ドル/円は一時102円後半レベルまで上昇。その後もこの水準でもみ合う展開となりました。
3月28日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 102.190 | 102.996 | 102.036 | 102.827 |
ユーロ/円 | 140.417 | 141.636 | 139.936 | 141.401 |
豪ドル/円 | 94.630 | 95.226 | 94.560 | 95.096 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年3月31日)の展望
【米ドル/円】
米経済指標が好感され、米ドル/円は102円後半レベルまで上昇しました。上値では、日足・一目均衡表の雲の上限が位置する103.10レベルが意識されそうです。同水準を上回った場合、3月7日高値の103.70レベルが焦点となりそうです。一方下値では、心理的節目の102.00レベルやFOMC発表前の水準101.50レベルがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 103.10 | 103.70 | 102.00 | 101.50 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
米ドル/円の上昇を受け、つれ高となり141.60レベルまで上昇しました。上値では、心理的節目の142.00レベルが意識されそうです。下値では、心理的節目の141.00レベルや、昨日安値付近の139.90レベルが意識されそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 142.00 | 142.50 | 141.00 | 139.90 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
上値では、心理的節目の95.50レベルを超えることができるかに注目です。一方、下値ターゲットとして、昨日安値94.50レベルや、心理的節目の94.00レベルが意識されそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 95.50 | 96.00 | 94.50 | 94.00 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年3月31日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年3月31日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★ | 18:30 | ユーロ・3月消費者物価指数(HICP、速報値)(前年同月比) | N/A | 0.7% |
★ | 22:45 | ユーロ・3月シカゴ購買部協会景気指数 | 58.5 | 59.8 |
★ | 22:55 | イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長、発言 | N/A | N/A |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
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