昨日(2014年3月26日)の動向
東京市場では、日経平均株価が上昇して始まったことを支えに、米ドル/円は一時102.40レベルまで上昇。海外市場では、米2月の耐久財受注額が前月比2.2%増と市場の事前予想前月比0.8%増を上回ったことを受け、米ドル/円は一時102.50レベルまで上昇するも、変動の大きい輸送関連を除いた受注額が前月比0.2%増と市場の事前予想の前月比0.3%を下回ったことが嫌気され102.30レベルまで下落しました。さらに、上昇して始まったダウ平均株価が下落に転じたため、米ドル/円は一時101.90レベルまで下落。その後は、102.00レベルを挟んでもみ合う動きとなりました。
2014年3月26日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 102.248 | 102.452 | 101.877 | 102.027 |
ユーロ/円 | 141.360 | 141.504 | 140.507 | 140.605 |
豪ドル/円 | 93.694 | 94.684 | 93.645 | 94.089 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年3月27日)の展望
【米ドル/円】
米ドル/円は新規の材料に乏しい中、101円台から103円台のレンジ相場が続きそうです。上値では、3月7日の高値103.70レベルや89日移動平均線が位置する102.90レベルが意識されそうです。一方下値では、FOMC発表前の水準101.50レベルがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 102.900 | 103.700 | 101.500 | 101.000 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ユーロ/円は、ECBによる追加緩和への思惑が強まる中、上値が重い状態が継続しております。上値では、心理的節目の142円ちょうどをしっかりと上抜けることができるかが焦点となりそうです。一方、下値ターゲットとして、日足・100移動平均線が位置する140.20レベルがあげられます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 142.000 | 142.500 | 140.500 | 140.000 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
上値では、昨日高値の94.70レベルがターゲットとなりそうです。一方、下値ターゲットとして、心理的節目の94.00レベルや、昨日の安値93.50レベルが意識されそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 94.700 | 95.000 | 94.000 | 93.500 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年3月27日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年3月27日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★ | 18:30 | 英・2月小売売上高指数(前月比) | 0.5% | -1.5% |
★★ | 21.30 | 米・10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、確定値)(前期比年率) | 2.7% | 2.4% |
★ | 21:30 | 米・前週分新規失業保険申請件数 | 32.2万件 | 32万件 |
★ | 23:00 | 米・2月住宅販売保留件数(前月比) | 0.1% | 0.1% |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
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