昨日(3月21日)の動向

この日は東京市場が休場のためアジア時間は動意薄の展開となり、米ドル/円は102円台前半レベルでもみ合う動きとなりました。欧州時間では、クリミア情勢懸念からやや円高に振れたものの、102円台を積極的に割り込む勢いはなく、その後は新規材料に欠ける中、102円台前半から102円台半ばレベルでの値動きとなりました。なお、ロシアのプーチン大統領がクリミア編入に関する法案に署名との報道があったものの、市場の反応は限定的でした。

3月21日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 102.412 102.454 102.207 102.218
ユーロ/円 141.108 141.293 140.461 141.033
豪ドル/円 92.554 93.096 92.485 92.835

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2014年3月24日)の展望

【米ドル/円】

手掛かり材料難から、しばらくは101円台前半から102円台半ばでのレンジ相場が続きそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 102.50 103.10 102.00 101.50

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

下値では、日足・100日移動平均線が位置する140.00レベルを意識しての値動きとなりそうです。一方、上値では心理的節目142.00をしっかりと上抜けることができるかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 141.30 142.00 140.40 140.00

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

ここ最近の良好な経済指標から利下げ懸念は後退し、豪ドル/円は堅調に推移しています。下値では、日足・21日移動平均線が位置する92.30レベルがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。一方、上値ターゲットとして、3月3日の安値からのフィボナッチ76.4%戻しに該当する93円台半ばレベルがあげられます。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 93.10 93.70 92.50 92.20

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2014年3月24日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2014年3月24日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★ 17:30 (独)3月製造業PMI<速報値> 54.5 54.8
★★ 17:30 (独)3月サービス業PMI<速報値> 55.5 55.9
★★ 18:00 (欧)3月製造業PMI<速報値> 53.3 53.3
★★ 18:00 (欧)3月サービス業PMI<速報値> 52.6 52.6
★★ 21:30 (米)2月シカゴ連銀全米活動指数 - -0.39
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します