昨日(3月19日)の動向

東京市場では、FOMCの発表を控え様子見ムードが広がり、101円台半ばレベルで小動きとなりました。海外市場では、注目されたFOMC声明において、大半のメンバーが2015年の初回利上げを見込むとしたことに加え、金利の方向性を決定する要因としていた米失業率6.5%の基準値の撤廃が発表されたことを受け米ドルが主要通貨に対して急伸。米ドル円は一時102.60レベルまで上昇しました。

3月19日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 101.403 102.666 101.302 102.34
ユーロ/円 141.251 141.916 141.058 141.537
豪ドル/円 92.507 92.835 92.276 92.511

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2014年3月20日)の展望

【米ドル/円】

量的緩和策の縮小の流れが明確になったことを受け、米ドル/円は102.60レベルまで上昇。上値では、心理的節目103円を明確に上回ることが出来るかが焦点となりそうです。一方下値では、FOMC発表前の水準101.50レベルがサポートラインとして機能するかに注目です。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 103.00 103.50 101.50 100.50

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

ユーロ/円は141.90レベルまで上昇。ただ節目の142.00レベルを上回ることができず取引を終えました。上値では142.00を超えて上昇するかに注目が集まっております。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 142.00 142.50 140.40 139.60

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

米ドル/円の上昇につれ高となり、豪ドル/円は一時92.80レベルまで上昇。上値では、引き続き93.00レベルを意識しての値動きとなりそうです。一方、下値では、日足移動平均200日線が位置する91.80レベルを意識しての値動きとなりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 93.00 93.60 91.80 91.00

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2014年3月20日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2014年3月20日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★★ 21:30 (米)新規失業保険申請件数 +32.2万件 +31.5万件
★★ 23:00 (米)中古住宅販売件数 460万件 462万件
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します