昨日(3月18日)の動向
東京市場では、日経平均株価が200円超上昇したことを受けて序盤は米ドル円が101円90銭レベルまで上昇する場面が見られました。海外市場では、ロシア国有通信社がプーチン大統領がクリミアのロシアへの編入申請を議会に通知との報道が伝わり米ドル/円は101円30銭レベルまで急落しましたが、プーチン大統領が演説でウクライナに対して軍事圧力を拡大させない内容を示すと一転して101円70銭レベルまで反発するなど、一日を通して荒れた不安定な値動きとなりました。
3月18日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 101.739 | 101.941 | 101.28 | 101.431 |
ユーロ/円 | 141.638 | 141.956 | 140.75 | 141.303 |
豪ドル/円 | 92.435 | 92.819 | 91.912 | 92.555 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年3月19日)の展望
【米ドル/円】
米ドル/円は101円90銭レベルまで上昇しましたが、大台の102円に届かず反落。上値レジスタンス102円をしっかり抜け切れるかが焦点となりそうです。下値サポートラインは大台101円レベルがあげられます。20日早朝に発表されるFOMCでは、ゼロ金利政策を続ける目安となる米失業率についての方針の転換があるかに注目が集まっております。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 102.00 | 103.00 | 101.00 | 100.50 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ユーロ/円はロシア・ウクライナ問題の不透明化で上下に振幅。上値は142円レベルを明確に上回れるかに注目です。下値は140円40銭レベルがサポートラインとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 142.00 | 142.50 | 140.40 | 139.60 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
RBA理事会の議事録発表後、豪ドル/円は92円80銭レベルまで上昇する場面が見られました。上値レジスタンスは93円レベル、下値は91円90銭レベルがサポートラインとして機能するかに注目です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 93.00 | 93.60 | 91.90 | 91.00 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年3月19日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年3月19日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★★ | 18:30 | (英)2月失業率 | 3.5% | 3.6% |
★★★ | 3:00 | FOMC・政策金利発表 | 0.25% | 0.25% |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
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