昨日(3月7日)の動向
東京市場では円安や豪ドル高への修正が入る場面はあったものの、米雇用統計の発表を控え、積極的な取引が控えられたようで、狭いレンジで落ち着いた流れが続きました。海外市場では、発表された米2月非農業部門雇用者数が、+17.5万人増となり、市場予想の+14.9万人を上回ったほか、1月分が+11.3万人から+12.9万人に上方修正されたこと、米金利上昇を受けたドル買いやリスク選好の円売りが進み、米ドル/円は103.73レベルまで上昇しました。その後は米長期金利の上昇が頭打ちとなったことで、米株価も重い動きとなってきたことから、上値は重く一時103.10レベルまで下押しました。
3月7日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 103.149 | 103.733 | 102.811 | 103.278 |
ユーロ/円 | 142.974 | 143.788 | 142.531 | 143.272 |
豪ドル/円 | 93.722 | 94.466 | 93.455 | 93.654 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年3月10日)の展望
【米ドル/円】
米雇用統計では非農業部門雇用者数が市場予想を上回ったため上値を拡大しました。上値目途としましては雇用統計後の高値103.70レベルとなりそうです。一方下値では前日安値102.80レベルや日足100日移動平均線が位置する102.06レベルがあげられます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 103.70 | 104.00 | 102.80 | 102.10 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ユーロ/円は米ドル/円の上昇を受けつれ高となり143円台に乗せる動きとなりました。上値では節目となる145円ちょうどに乗せることが出来るかに注目が集まります。一方下値では先週末の安値となる142.50レベルや節目の142.00レベルとなりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 143.80 | 145.00 | 142.50 | 142.00 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
豪ドル/円は米ドル/円の上昇を受け94.40レベルまで上昇しました。上値では94円台にしっかりとのせることができるかに注目が集まります。一方下値ターゲットとして、日足・一目均衡表の転換線が位置する92円ちょうどがあげられます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 94.50 | 95.00 | 92.50 | 92.00 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年3月10日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年3月10日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★ | 16:45 | (仏)1月-鉱工業生産 | 0.4% | -0.3% |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
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