昨日(2月24日)の動向

東京市場では、下落して始まった日経平均株価がプラス圏を回復したことにつれて、米ドル/円は一時102.70近辺まで上昇しました。しかし、中国の一部銀行が不動産融資規制を強化すると発表したことで上海株が2%超下落したほか、日経平均株価も200円超安まで一転、下落したためリスク回避の売りが進み、米ドル/円は102.20近辺まで下落しました。海外市場では、週末に行われたG20財務省・中央銀行総裁会議の共同声明で、成長押し上げ計画が示されたことを好感し、ダウ平均株価が上昇幅を拡大させたことや、米長期金利が上昇したことを受け、米ドル/円は再び102.60近辺まで上昇。その後は102円半ばでもみ合う展開となりました。

2月24日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 102.461 102.681 102.166 102.468
ユーロ/円 140.727 141.051 140.344 140.743
豪ドル/円 91.997 92.743 91.56 92.567

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2014年2月25日)の展望

【米ドル/円】

ダウ平均株価の上昇がサポートし米ドル/円は底堅く推移しております。上値目処としては、2月21日高値の102.80近辺や、心理的節目の103.00付近があげられます。一方下値は昨日安値の102円前半や、2月20日安値の10170近辺に注目が集まりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 102.80 103.00 102.10 101.70

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

ユーロ/円は、独IFOが市場予想を上回ったことを受け続伸しております。上値目処としては2月21日高値の141.30近辺や日足一目均衡表の雲の上限が位置する142.30近辺に注目が集まりそうです。一方下値の目処は、日足75日移動平均線が位置する140円台前半や、心理的節目の139.00があげられます。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 141.30 142.30 140.10 139.00

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

米株高を受け豪ドル/円は上昇しております。上値の目処としては、心理的節目の93円台を回復できるかに焦点が集まります。一方下値目処としては、92.00近辺や昨日安値の91.50近辺があげられます。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 93.00 93.50 92.00 91.50

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2014年2月25日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2014年2月25日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
23:00 (米)12月-住宅価格指数(前月比) 0.30% 0.10%
★★ 23:00 (米)12月-S&Pケースシラー総合20(前年比) 13.38% 13.71%

0:00

(米)2月-消費者信頼感指数

80.0

80.7

★★ 0:00 (米)2月-リッチモンド連銀製造業景況指数 3 12
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します