昨日(2月7日)の動向

東京市場では、引けにかけて日経平均株価が300円超上昇したことを好感し、米ドル/円が102円20銭レベルまで上昇。海外市場では、米非農業部門雇用者数が市場予想18.0万人に対して結果が11.3万人と弱い数字が発表されると、米ドル/円は一時101円50銭レベルまで急落。ただ、米失業率が6.6%と前月に比べて改善されたことや、NYダウが値を上げたこともあり、再び米ドル/円は102円55銭レベルまで上昇する展開となりました。

2月7日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 102.09 102.583 101.501 102.333
ユーロ/円 138.736 139.594 138.184 139.54
豪ドル/円 91.429 91.844 90.919 91.647

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2014年2月10日)の展望

【米ドル/円】

米株価の復調を背景に米ドル/円は102円50銭レベルまで反発。先週月曜日につけた高値、102円90銭を上回り103円台に乗せることができるかに注目です。下値サポートは、米雇用統計発表時の安値101円50銭レベルが機能するかに焦点が集まっております。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 102.90 103.40 101.40 101.00

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

独憲法裁判所が、ECBの債券買入策は財政ファイナンス禁止に抵触の可能性あるが解釈によっては合法的である、との発言が伝わった直後にユーロ/円は138円台前半まで値を下げましたが、米雇用統計後にユーロ/米ドルが上昇したことを受け139円50銭レベルまで上昇しました。節目となる140円台に乗せることができるかに注目です。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 140.00 140.65 138.00 136.65

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

豪中銀がGDPとインフレ見通しを引き上げたことから豪ドル/円は堅調に推移しました。目先上値ターゲットとして、日足75日移動平均線が位置する92.62レベルがあげられます。一方下値ターゲットとして90円ちょうど直近安値88.50レベルがあげられます。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 92.00 92.60 90.00 88.50

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2014年2月10日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2014年2月10日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
22:15 (加)1月-住宅着工件数 18.50万件 18.75万件
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します