昨日(1月22日)の動向

東京市場では、黒田日銀総裁が会合後の会見で、物価や景気動向は予想通りとの見解を示したことことで、早期の追加緩和観測が後退。これを受け米ドル/円は一時104円を割り込む動きとなりました。海外市場では、米ドル/円は小幅に上昇。主だった材料がない中、米長期金利の上昇を受け、104円台半ばレベルまで上昇しました。

1月22日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 104.268 104.568 103.965 104.502
ユーロ/円 141.397 141.827 141.063 141.566
豪ドル/円 91.833 92.692 91.664 92.503

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2014年1月23日)の展望

【米ドル/円】

米ドル/円は104円台では底堅いながらも上値重い展開が継続。上値では節目となる105円台を回復できるかが焦点となりそうです。再び105円台を上抜けてきた場合、1月2日高値の105.40レベルを意識した動きとなりそうです。一方下値では日足・一目均衡表の基準線が位置する103.90レベルを維持できるかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 104.80 105.50 103.80 103.00

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

上値では、引き続き日足・一目均衡表の基準線が位置する143円を意識しての値動きとなりそうです。一方、下値ターゲットとして1月20日の安値140.30レベルがあげられます。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 142.00 142.90 141.00 140.25

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

豪ドル/円は昨日発表された消費者物価指数が市場の事前予想を上回ったことを受けて上昇。上値ターゲットとしては日足・一目均衡表の基準線が位置する92.円半ばレベルが意識されそうです。下値では92円台を維持できるかに注目が集まります。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 92.40 93.00 91.05 90.20

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2014年1月23日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2014年1月23日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★ 17:30 (独)1月-製造業PMI 54.6 54.3
★★ 17:30 (独)1月-サービス業PMI 54.0 53.5
★★ 18:00 (欧)1月-製造業PMI 53.0 52.7
★★ 18:00 (欧)1月-サービス業PMI 51.4 51.0
★★ 22:30 (米)新規失業保険申請件数 33.0万件 32.6万件
★★ 22:30 (米)失業保険継続受給者数 290万人 303万人
★★ 22:30 (米)シカゴ連銀全米活動指数 - 0.6
★★ 22:30 (加)11月-小売売上高 0.2% -0.1%
★★ 0:00 (米)12月-中古住宅販売件数 493万件 490万件
★★ 0:00 (米)12月-景気先行指数 0.2% 0.8%
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します