昨日(1月17日)の動向

東京市場では、日経平均株価の下落を受け米ドル/円は一時104.20レベルまで下落。しかしながら、その後日経平均株価が持ち直すと再び104.40レベルまで値を戻す展開となりました。海外市場では、米12月の住宅着工件数や許可件数が前月から減少したことや、米1月のミシガン大学消費者信頼感指数速報値が市場の事前予想を下回ったことなどが嫌気され、米ドル/円は再び104.20レベルまで下落。ただ、1月20日は米国が休場(キング牧師誕生日)で3連休前だったため、積極的な売買は手控えられると、その後は104円台前半から半ばでもみ合う展開となりました。

1月17日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 104.359 104.467 104.194 104.323
ユーロ/円 142.122 142.909 140.976 141.256
豪ドル/円 92.082 92.108 91.046 91.590

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2014年1月20日)の展望

【米ドル/円】

米経済指標が市場の事前予想を下回る内容となったことなどを受け、米ドル/円は上値重く推移。上値では心理的節目105円台を回復できるかが焦点となりそうです。再び105円台を上抜けてきた場合、1月2日高値の105.40レベルを意識した動きとなりそうです。一方下値では1月16日の安値104.10レベルや日足・一目均衡表の基準線が位置する103.90レベルに注目が集まりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 105.00 105.40 104.10 103.90

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

ユーロ/ドルの下落につれ、ユーロ/円は大幅続落。上値では再び142円台を回復できるかに注目が集まりそうです。一方下値では、心理的節目の141円台をキープできるかに注目が集まります。141円を下抜けた場合、1月13日の安値140.50レベルを意識した動きとなりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 142.00 142.50 141.00 140.50

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

上値では92円台を回復できるかに注目が集まります。一方、下値ターゲットとしては昨日安値の91.40レベルや昨年12月18日安値の91.00レベルを意識した動きとなりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 92.00 93.00 91.40 91.00

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2014年1月20日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2014年1月20日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
16:00 (独)12月-PPI(前月比) 0.00% -0.10%
16:00 (独)12月-PPI(前年比) -0.60% -0.80%
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します