昨日(12月13日)の動向

東京市場では、米ドル/円が続伸。年初来高値103.82レベルを上抜け、一時103.921レベルまで上昇。その後は利益確定の米ドル売に押され、103円前半レベルまで下落しました。海外市場では、上値の重い地合いが続きましたが、オプションに絡む米ドル買いが米ドル/円の下値を支える形となり、103円台前半で底堅い動きとなりました。

12月13日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 103.373 103.921 102.997 103.210
ユーロ/円 142.158 142.816 141.427 141.807
豪ドル/円 92.337 92.938 92.06 92.549

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2013年12月16日)の展望

【米ドル/円】

今週のFOMCの結果が出るまでは動きづらいとの指摘があるようです。下値ターゲットとして心理的節目103.00レベルや日足・一目均衡表の転換線が位置する、102.75レベルがあげられます。一方上値では104円の大台を意識しての値動きとなりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 104.00 105.00 102.80 102.30

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

ユーロ/円は一時142円台後半レベルまで上昇。上値では節目の143円台を意識しての値動きとなりそうです。一方下値では、141.00レベルや日足・一目均衡表の転換線が位置する140.60レベルなどがあげられます。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 143.00 144.00 141.00 140.00

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

先週の、RBA総裁による豪ドル高懸念発言を受け、豪ドル/円は上値は重い地合いを継続しています。今週18日にRBA総裁による議会証言が予定されており、内容を見極めながらの値動きとなりそうです。上値ターゲットとして、日足一目均衡表の転換線が位置する93.00レベル、基準線が位置する93.20レベルや雲の上限が位置する93.30レベルなどがあげられます。一方下値ターゲットとして、日足・一目均衡表の雲の下限が位置する91.45レベルがあげられます。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 93.00 93.50 91.80 91.40

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2013年12月16日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2013年12月16日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★ 17:30 (独)12月-製造業PMI - 52.7
★★ 17:30 (独)12月-サービス業PMI - 55.7
★★ 18:00 (欧)12月-製造業PMI - 51.6
★★ 18:00 (欧)12月-サービス業PMI - 51.2
★★ 22:30 (米)12月-NY連銀製造業景気指数 4.75 -2.21
23:00 (米)10月-対米証券投資 - 255億ドル
23:15 (米)11月-鉱工業生産指数 0.5% -0.1%
23:15 (米)11月-設備稼働率 78.4% 78.1%
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します