昨日(11月27日)の動向
東京市場では、日本株安を見越した米ドル売り・円買いが先行し米ドル/円は一時101.10レベルまで下落。ただ、前日の安値101.145円が意識されたほか、100円超下落して始まった日経平均株価が下げ幅を縮小させたことが下支えとなり、その後は101円台半ばレベルでもみ合う展開となりました。海外市場では、一連の米経済指標が軒並み市場の自演予想を上回る結果となったことを受け米長期金利が上昇、米ドル/円は心理的節目の102円台の上抜けに成功し、一時102.20レベルまで上げ幅を拡大しました。
11月27日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 101.260 | 102.196 | 101.182 | 102.143 |
ユーロ/円 | 137.435 | 138.803 | 137.281 | 138.685 |
豪ドル/円 | 92.416 | 92.976 | 92.266 | 92.742 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2013年11月28日)の展望
【米ドル/円】
米経済指標が市場の事前予想を上回る結果となったことを受けドル買いが強まり、米ドル/円心理的節目102円台に乗せる動きとなりました。上値では5月29日の高値102.50レベルや、103円台を意識しての値動きとなりそうです。一方、下値ターゲットとして、昨日安値101円台前半レベルがあげられます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 102.00 | 102.30 | 101.10 | 100.60 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ユーロ/円は、米ドル/円の上昇に支えられ上げ幅を拡大。上値では、心理的節目の139.00レベルや、2009年6月高値の139.20レベルが意識しての値動きとなりそうです。一方下値ターゲットとして日足・5日移動平均線が位置する137.90レベルや昨日安値の137円前半レベルがあげられます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 139.00 | 139.20 | 137.90 | 137.30 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
豪ドル/円は、米ドル/円の上昇につれ反発するも上値が重い展開となっております。上値ターゲットとして、日足・25日移動平均線が位置する93.20レベルや、日足・一目均衡表の雲の上限が位置する93.60レベルなどがあげられます。一方、下値ターゲットとして、日足・75日移動平均線が位置する92.10レベルや、日足・一目均衡表の雲の下限が位置する91.00レベルなどがあげられます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 93.20 | 93.60 | 92.10 | 91.00 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2013年11月28日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2013年11月28日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★★ | 17:55 | (独) 11月-失業者数 | 0人 | 2000人 |
★★ | 17:55 | (独) 11月-失業率 | 6.90% | 6.90% |
★ | 22:00 | (独) 11月-CPI(速報値・前月比) | 0.10% | -0.20% |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。