昨日(11月22日)の動向
東京市場では、日経平均株価の上昇を期待したリスク選好による円売り・米ドル買いが先行し、米ドル/円は一時101.36レベルまで上昇しました。その後、高く始まった日経平均株価が一時マイナス圏に沈んだことや、週末を前にした利益確定による米ドル売りに押され、101円台を一時割り込む動きとなりました。海外市場では、11月独Ifo企業景況感指数が市場予想を上回ったことで、円売り・ユーロ買いが進んだことや、ダウ平均が堅調に推移したことを受け、米ドル/円も101.00円台を維持し前週末の取引を終えました。
11月22日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 101.134 | 101.355 | 100.946 | 101.264 |
ユーロ/円 | 136.347 | 137.324 | 136.010 | 137.265 |
豪ドル/円 | 93.400 | 93.551 | 92.535 | 92.849 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2013年11月25日)の展望
【米ドル/円】
米ドル/円は株価の上昇に支えられ堅調に推移 。上値では7月8日の高値101.50レベルを意識した値動きとなりそうです。同水準を上回った場合、次の節目となる102円台に乗せることができるかに注目です。一方、下値ターゲットとして、レジスタンスとして意識されていた9月11日高値100.60レベルや、心理的節目の100.00レベルがあげられます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 101.50 | 102.00 | 100.60 | 100.00 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ユーロ/円は、米ドル/円の上昇や11月独Ifo企業景況感指数が市場の事前予想を上回ったことで続伸。目先上値では、138.00レベルを上抜けることができるか注目が集まります。同水準を上回った場合、2009年10月高値の138.50レベルを意識しての値動きとなりそうです。一方下値では節目の137.00レベルや、日足の5日移動平均線が位置する135.70レベルがあげられます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 138.00 | 138.50 | 137.00 | 135.70 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
豪ドル/円は、スティーブンス豪準備銀行(RBA)総裁が、足元の豪ドル高をけん制したことが引き続き嫌気され下落。下値ターゲットとして、昨日安値92.50レベルや、11月13日安値92.30レベルがあげられます。一方上値では、日足・一目均衡表の雲の上限が位置する、93.00レベルや、転換線が位置する93.50レベルがあげられます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 93.00 | 93.50 | 92.50 | 92.30 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2013年11月25日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2013年11月25日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★ | 24:00 | (米) 10月-中古住宅販売保留(前月比) | 2.00% | -5.60% |
★ | 24:30 | (米) 11月-IFO景気動向指数 | - | 3.60 |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
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