昨日(11月5日)の動向
東京市場では、RBA(オーストラリア準備銀行)が市場の事前予想通りに政策金利の据え置きを発表。ただ、声明の中で豪ドルが高水準にあると指摘されたことで、豪ドルが対円で下落する展開となりました。米ドル/円は、注目イベントの米雇用統計を今週末8日控える中、上値の重い動きを継続。東京市場終盤にかけて98円台前半レベルまで下落する展開となりました。NY市場では、ISM非製造業総合指数が市場の事前予想を上回ったことを受け、米ドル/円は、98.65円レベルまで上昇。ただ、米ドル買い一巡後は積極的な取引には繋がらず98円台半ばレベルでもみ合う動きとなりました。
11月5日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 98.775 | 98.854 | 98.538 | 98.497 |
ユーロ/円 | 133.222 | 133.352 | 132.851 | 132.725 |
豪ドル/円 | 93.419 | 93.844 | 93.195 | 93.628 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2013年11月6日)の展望
【米ドル/円】
目先上値では、心理的節目99円台に乗せられるかがポイントとなりそうです。一方下値ターゲットとして日足・200日移動平均線が位置する97円台半ばレベルがあげられます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 99.00 | 99.50 | 98.20 | 97.60 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ユーロ/円は日足・一目均衡表の抵抗帯の上限を一時割り込んだ後再び反発。下値ではこの日足・一目均衡表の抵抗帯の上限が再びサポートとして機能するかが焦点となりそうです。一方上値では134円台を再び回復出来るかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 133.40 | 134.60 | 132.40 | 132.00 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
豪ドル高をけん制する発言が影響し上値の重い展開となるも、利下げ観測が後退したとの見方から豪ドルの底堅さも指摘されています。目先上値では10月24日以来の高値94円ちょうどや日足・200日移動平均線が位置する94.70円レベルを上抜けられるかが焦点となりそうです。一方、下値では、日足・25日移動平均線がサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 94.30 | 94.70 | 92.50 | 91.50 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2013年11月6日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2013年11月6日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★ | 18:00 | 欧・10月サービス業PMI<確報値> | 50.9 | 50.9 |
★★ | 18:30 | 英・9月鉱工業生産指数(前月比) | +0.6% | -1.1% |
★ | 19:00 | 欧・9月小売売上高(前月比) | -0.4% | +0.7% |
★ | 0:00 | 米・景気先行指数(前月比) | +0.6% | +0.7% |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
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