米ドル/円、米雇用統計発表を控え底堅く推移

昨日（10月21日）の動向

東京市場では、本邦貿易収支の赤字を背景とした円売りと、日経平均株価が100円以上上昇し、一時14,700円レベルに達したことなどが好感され、米ドル/円は98.10レベルまで上昇。海外市場では、米10年債利回りの上昇を受けて米ドル/円は98.20レベルまで小幅に上値を拡大。延期されていた米雇用統計の発表を控えて様子見ムードではあったものの、一日を通して米ドル/円は底堅い動きとなりました。

10月21日のBID値	始値	高値	安値	終値
米ドル/円	97.929	98.238	97.834	98.167
ユーロ/円	133.975	134.371	133.847	134.282
豪ドル/円	94.626	94.964	94.474	94.796

米ドル/円　1時間チャート

ユーロ/円　1時間チャート

豪ドル/円　1時間チャート

本日（2013年10月22日）の展望

【米ドル/円】

米ドル/円は先週末の終値97.80レベルをサポートに底堅い動きとなりました。海外市場で発表となる米雇用統計の結果に加えて、米10年債利回りの動向を受けた値動きに注目が集まっています。上値では心理的節目99円の大台を意識しての値動きとなりそうです。一方、下値では前述の97.80レベルや200日移動平均線が位置する97.20レベルが意識されてそうです。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
米ドル/円	98.50	99.00	97.80	97.20

米ドル/円　5分足チャート

【ユーロ/円】

欧州株価の堅調地合いが好感され、ユーロ/円は134.30レベルまで上値を拡大。引き続き9月の高値135円レベルを意識しての値動きとなりそうです。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
ユーロ/円	134.50	135.00	133.00	132.60

ユーロ/円　5分足チャート

【豪ドル/円】

豪ドル/円は上値抵抗帯と目されていた移動平均線200日線を上回り、一時94.95レベルまで上昇。上値では95円レベルを試す展開となるかに注目が集まっております。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
豪ドル/円	95.00	95.50	94.00	93.20

豪ドル/円　5分足チャート

• ※ 上記各5分足チャートは、当日 2013年10月22日 現在のものです。
• ※ コメント欄の語句について　R＝上値抵抗線　S＝下値支持線

本日（2013年10月22日）の主な指標

注目度	発表時間	指標	予想	前回
★	21:30	（加）8月小売売上高（前月比）	+0.4%	+0.6%
★★★	21:30	（米）9月失業率	7.3%	7.3%
★★★	21:30	（米）9月非農業部門雇用者数（前月比）	+18.0万人	+16.9万人

• ※ 発表時間はいずれも東京時間
• ※ 注目度は★低～★★★高で示します

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