2001(平成13)年11月15日

マイクロソフトがゲーム機Xbox発売

 2001(平成13)年11月15日、米マイクロソフトが家庭用ゲーム機「Xbox」を北米で発売しました。任天堂とソニーというゲーム業界の2強に米国IT業界の巨人が勝負を挑んだ形です。

 マイクロソフトがゲーム機分野への参入を発表したのは2000年3月。ソニーが「プレイステーション2」を発売した直後です。日本企業の独壇場だったゲーム機市場にマイクロソフトが乗りこんでくるとあって話題性は十分でした。背景には、マイクロソフトの提携先だったセガの高性能ゲーム機「ドリームキャスト」の不振があったようです。

 米国に続いて翌2002年2月22日には日本でも発売し、ビル・ゲイツ会長も宣伝のために来日しました。同年3月には欧州でも販売が始まりました。

 Xboxの販売台数は、日本では50万台にとどまり、ソニーの壁を突き崩せませんでした。しかし、世界ではゲームソフト「ヘイロー2」のヒットとともに、2,400万台売れました。

 

2001年11月15日の日経平均株価終値は

10,489円89銭