1961(昭和36)年11月14日
日本初の石油化学コンビナート建設認可
1961(昭和36)年11月14日、政府が石油化学コンビナートの建設にゴーサインを出しました。重化学工業化への第1歩です。
当時、産業政策を担っていたのは経済産業省の前身に当たる通商産業省(通産省)です。通産省は当時のソ連による政府主導の工業化を参考に、日本の工業も繊維など軽工業から石油化学や鉄鋼などを主力とする重化学工業へ軸足を移していくべきだと考えました。
通産省がゴーサインを出したのは岡山県水島と山口県徳山の2カ所です。その後、茨城県鹿島や神奈川県川崎、三重県四日市など太平洋・瀬戸内海沿岸でコンビナート建設が相次ぎ、日本経済の高度成長に貢献しました。
「コンビナート」はロシア語。旧ソ連で関連産業の工場や設備を集中して設置したエリアが語源です。
1961年11月14日の日経平均株価終値は
1,399円32銭
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