昨日(8月14日)の動向

昨日の外為市場は、夏休み相場で閑散な状況のなか小幅な値動きが続きました。
米ドル/円は98円前半レベルで小動き。前日の米小売売上高の強い内容を受け、米量的緩和(QE)の9月縮小への期待から米ドルの底堅く推移。ただ、サマーバケーションのシーズンに入り閑散ななかで終始小幅な値動きが続いています。

8月14日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 98.22 98.432 97.865 98.12
ユーロ/円 130.268 130.658 129.837 130.057
豪ドル/円 89.479 89.813 89.087 89.553

米ドル/円 日足チャート(2013年5月13日~9月27日)

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 日足チャート(2013年5月13日~9月27日)

ユーロ/円 1時間チャート

米ドル/円 日足チャート(2013年5月13日~9月27日)

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2013年8月15日)の展望

【米ドル/円】

米ドル/円は昨日の終値で98円台を維持。底堅い動きとなりました。ただ、上値では日足・50日移動平均線が重しとなり、米ドルの上値をおさえています。本日は米国の消費者物価指数(CPI)や新規失業保険申請件数など注目度の高い経済指標が控えており、内容を確認しながらの値動きとなりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 98.40 99.00 97.50 97.00

【ユーロ/円】

本日は欧州関連の主だった経済指標やイベントなどは予定されていないことから、米ドル/円やクロス円の値動き睨みながらの取引となりそうです。下値では日足50日および100日移動平均線が位置する129円台半ばレベルがユーロのサポートとして機能するかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 130.50 131.00 129.50 128.80

【豪ドル/円】

引き続き90円台を意識した値動きとなりそうです。90円台をしっかりと上抜けてきた場合、日足・50日移動平均線が位置する90円台なかばレベルが次の上値ターゲットとして意識されそうです。また、90円台手前の水準では戻り売り意欲もあり、90円台乗せに届かなかった場合における豪ドルの反落リスクにも注意を払いたい場面です。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 90.00 90.60 88.50 88.00
  • 上記各5分足チャートは、当日 2013年8月15日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2013年8月15日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
17:30 英:小売売上高指数 0.6% 0.2%
★★ 21:30 米:NY連銀製造業景気指数 10.00 9.46
★★★ 21:30 米:消費者物価指数(CPI) 2.0% 1.8%
★★★ 21:30 米:消費者物価指数(CPI)コア 1.7% 1.8%
★★ 21:30 米:新規失業保険申請件数 33.5万件 33.3万件
22:00 米:対米証券投資(ネット長期TICフロー) -175億$ -272億$
★★ 22:15 米:鉱工業生産指数(前月比) 0.2% 0.3%
★★ 22:15 米:設備稼働率 77.9% 77.8%
★★ 23:00 米:フィラデルフィア連銀製造業景況指数 15.0 19.8
23:00 米:NAHB住宅市場指数 57 57
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します