昨日(8月9日)の動向

東京時間の朝方にはゴトー(5・10)日に絡んだ国内輸入企業の米ドル買いが観測され、米ドル/円は97円台手前の水準まで上昇。しかし、上海株式市場や日経平均株価が午後に入り下落したことが嫌気され、96円35銭レベルまで反落。海外市場では、NYダウの軟調地合いを背景に円買いが強まり、96円13銭レベルまで下げ幅を拡大。引けにかけてやや買戻しが入ったものの、各国主要株価の下落基調を受けて上値の重い展開となりました。

8月9日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 96.717 96.969 96.132 96.244
ユーロ/円 129.388 129.701 128.302 128.429
豪ドル/円 88.002 88.78 87.794 88.517

米ドル/円 日足チャート(2013年5月13日~9月27日)

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 日足チャート(2013年5月13日~9月27日)

ユーロ/円 1時間チャート

米ドル/円 日足チャート(2013年5月13日~9月27日)

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2013年8月12日)の展望

【米ドル/円】

各国主要株価の軟調地合いを受け、米ドル円は先週末97円台を手前に失速、上値の重い展開となりました。本日は国内GDPの発表が予定されているものの、その他注目度の高い経済指標の発表がないことから、先週に引き続き株価と米長期金利の動向が焦点となりそうです。上値では97円台に乗せきることができるかが焦点となりそうです。下値では8月8日の安値95.80レベルを意識しての取引となりそうです。同水準をしっかりと下抜いてきた場合95円台割れを視野に捉えることとなりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 97.00 97.70 95.80 94.50

【ユーロ/円】

米ドル/円の軟調地合いに加え、ユーロドルが1.34台に定着できず反落したことから、ユーロ/円も128円台前半レベルまで下落する展開となっています。米ドル/円と同様に株価の動向に左右される展開となりそうです。上値では日足・50日移動平均線が抵抗体として位置しており、同水準上抜けることができるかにも注目です。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 129.50 130.00 128.00 127.00

【豪ドル/円】

先週末、発表された中国の一連の経済指標が好結果となったことが好感され、豪ドル/円は88円75銭レベルまで上昇。一連の主要経済指標などをこなしつつ下値を堅める動きとなっています。、上海株式相場や各国主要株価のの動向などを注視しての取引となりそうです。上値では89円台にしっかりと乗せきることができるか注目が集まっているようです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 89.00 90.00 88.00 87.50
  • 上記各5分足チャートは、当日 2013年8月12日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2013年8月12日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
27:00 (米)7月-月次財政収支 1165億ドル -925億ドル
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します