1993(平成5)年11月1日
EU発足
1993(平成5)年11月1日、欧州の一体化を掲げてEU(欧州連合)が発足しました。本部をベルギーのブリュッセルに置いて、現在28カ国が加盟し、米国と並ぶ巨大な経済圏となっています。
1989年にベルリンの壁が崩壊して東西冷戦が終わると、欧州諸国の関心は安全保障から経済に向かいます。1992年2月にはマーストリヒト条約(欧州連合条約)が調印され、翌年のEU発足が正式に決まりました。
EUは独立した民主主義国家の集合体です。しかし、各国が主権の一部をEUに委譲して経済、外交、司法、安全保障、人権など多くの分野で共通政策を制定し、加盟国がこれに従っています。根底には欧州諸国の国益が衝突した2度の世界大戦への反省があります。
ただ、2016年6月には英国が国民投票を経てEU離脱の意思を決定し、現在、離脱条件をめぐってEU諸国と交渉中です。1つの欧州という理想と、多様性の尊重という相反する価値観の間で、今も欧州は揺れています。
1993年11月1日の日経平均株価終値は
19,438円24銭
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