米ドル/円、材料難の中底堅い展開

昨日（7月24日）の動向

昨日米ドル/円は、米長期債利回りの上昇基調を背景に底固い動きとなりました。昨日発表された、ユーロ圏主要国の製造業PMI、サービス業PMIが軒並み市場の事前予想を上回る結果となったことなどを受け、リスク選考ムードが強まり、米長期債利回が上昇。その後、米国時間に発表された米・6月新築住宅販売件数も市場の事前予想を上回る内容となったことも米ドル買い・円売りに寄与しました。材料難から、トレンドを形成するには至らなかったものの、米ドル/円は、99円前半レベルで一定の底固さが確認されたことで、99円半ばから100円前半レベルを中心とした値動きとなりました。

7月24日のBID値	始値	高値	安値	終値
米ドル/円	99.43	100.439	99.386	100.243
ユーロ/円	131.484	132.737	131.359	132.309
豪ドル/円	92.403	92.747	91.683	91.874

米ドル/円　1時間チャート

ユーロ/円　1時間チャート

豪ドル/円　1時間チャート

本日（2013年7月25日）の展望

【米ドル/円】

昨日、目先節目の100円台を維持し引けたため底堅い相場展開が予想されます。ただ、市場は材料難から方向感が出づらい地合いに変わりはないようです。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
米ドル/円	100.80	101.00	99.00	98.40

米ドル/円　5分足チャート

【ユーロ/円】

昨日ユーロは対米ドルは下落する展開となりましたが、対円では底堅く推移。目先レジスタンスとなる132.80円レベルをしっかりと上抜けることができれば更に上値を試す展開も予想されます。本日は東京時間17時に発表が予定される独・IFO景気動向指数の内容に要注意。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
ユーロ/円	132.80	133.60	131.00	129.80

ユーロ/円　5分足チャート

【豪ドル/円】

昨日豪ドルが対米ドルで大きく値を下げたことから、対円でもつられ下値を試す展開となりました。ただし、91円台では底堅い動きとなっており、ショートカバーなどから値を戻す可能性も。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
豪ドル/円	92.80	93.15	91.50	91.00

豪ドル/円　5分足チャート

• ※ 上記各5分足チャートは、当日 2013年7月25日 現在のものです。
• ※ コメント欄の語句について　R＝上値抵抗線　S＝下値支持線

本日（2013年7月25日）の主な指標

注目度	発表時間	指標	予想	前回
★★	17:00	独：IFO景気動向指数	106.1	105.9
★	17:00	欧：マネーサプライM3	3.0%	2.9%
★★	17:30	英：GDP	0.6%	0.3%
★★	21:30	米： 新規失業保険申請件数	34.0万件	33.4万件
★	21:30	米：耐久財受注	1.4％	－

• ※ 発表時間はいずれも東京時間
• ※ 注目度は★低～★★★高で示します

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