昨日(6月28日)の動向
東京市場前半では、日経平均株価が堅調に推移したこともあり、米ドル/円は堅調に推移。後半に入ると日経平均株価の大幅上昇につられ、目先の節目99円台を回復する動きとなりました。その後、輸出企業の米ドル売り等などにより上値を抑えられ、98円台後半レベルでもみ合いが続きましたが、欧州市場では株高の安心感から再び米ドル買い・円売りが入ると、99円台に乗せる動きとなりました。米国市場に入ると、米経済指標発表を前に利益確定の米ドル売りが一時優勢となり米ドル/円が下落する場面も見られましたが、99円台前半レベルを維持したままNYクローズを迎えました。
6月28日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 98.347 | 99.45 | 98.347 | 99.163 |
ユーロ/円 | 128.209 | 129.649 | 128.197 | 129.007 |
豪ドル/円 | 91.207 | 91.689 | 90.464 | 90.645 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2013年7月1日)の展望
【米ドル/円】
先週末からつづく堅調な流れが継続するとの見方が多いようです。今週末の米雇用統計をはじめ重要指標の発表が多く控えており、内容を見極めながらの展開となりそうです。本日の注目指標としてISM製造業指数があげられます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 100.00 | 100.50 | 98.80 | 98.10 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
アジア株式市場が落ち着きを戻しており、円上昇のリスクは後退しつつあることから、ユーロ/円は下値の堅い展開が続きそうです。一方、対ドルではユーロが下落する傾向も続いていることから、米経済指標の結果次第では上下に振られやすい展開も予想されため注意が必要です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 129.70 | 130.00 | 128.40 | 128.00 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
引き続き新興市場などアジア株式市場の動向に注意を要する展開となりそうです。米ドル/円などが堅調に推移すれば大きな下落リスクは少ないと推測されますが、欧米市場での指標などの結果には注意が必要と思われます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 91.70 | 92.60 | 90.00 | 89.10 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2013年7月1日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2013年7月1日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★★ | 15:00 | (日)<日銀短観>Q2大企業非製造業業況判断指数 | +11 | +6 |
★★ | 15:00 | (日)<日銀短観>Q2大企業非製造業先行き | +14 | +9 |
★★ | 23:00 | (米)6月ISM製造業景況指数 | 50.5 | 49.0 |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
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