昨日(6月19日)の動向
昨日の東京時間、欧州時間は、NY時間午後に発表される米FOMCを前に様子見ムードが広がり、米ドル/円は95円台前半レベルでもみ合う動きとなりました。注目を集めたFOMCの声明では、資産購入の継続が示されたことから、発表後米ドルが主要通貨に対して買われる動きとなり、米ドル/円は96円前半レベルまで上昇。その後のバーナンキ議長の記者会見において、議長は、『経済指標等の内容次第では、年内には証券購入を減額していき、来年には資産購入を終了させたい。』という旨の発言を受け、米ドルはさらに上昇。米ドル/円は一時97円台まで上昇する展開となりました。
6月19日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 95.348 | 97.019 | 94.838 | 96.393 |
ユーロ/円 | 127.717 | 128.759 | 127.027 | 128.179 |
豪ドル/円 | 90.415 | 91.137 | 89.272 | 89.7 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2013年6月20日)の展望
【米ドル/円】
FOMC声明及びバーナンキFRB議長の記者会見で、金融緩和縮小に関する言及があったことから、米ドルが主要通貨に対して買われやすい地合いにあるようです。直近節目95円台を上抜けてきたことから、一目均衡表の雲の下限が位置する97.70レベルが次の上値ターゲットとして意識されそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 97.10 | 97.70 | 96.00 | 95.30 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
FOMCを受け、対ドルでユーロには売り圧力が強まっているもよう。米ドル/円の上昇に対してもさほど上値を追う流れが期待できず、方向感のつかめない展開となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 128.80 | 130.00 | 127.60 | 126.50 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
FOMCにより、金融緩和縮小の時期が示されたこともあり、株式市場とともに豪ドルには売り優勢の展開が継続する見込みです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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豪ドル/円 | 91.20 | 92.00 | 88.90 | 87.50 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2013年6月20日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2013年6月20日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★★ | 21:30 | (米)新規失業保険申請件数 | 34.0万件 | 33.4万件 |
★★ | 23:00 | (米)6月-フィラデルフィア連銀製造業景気指数 | -2.0 | -5.2 |
★★ | 23:00 | (米)5月-中古住宅販売件数 | 500万件 | 497万件 |
★★ | 23:00 | (米)5月-景気先行指標総合指数 | 0.2% | 0.6% |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
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