1984(昭和59)年9月6日
全斗煥韓国大統領が初来日
1984(昭和59)年9月6日、全斗煥(チョン・ドゥファン)大韓民国(以下、韓国)大統領が日本の土を踏みました。戦後39年を経て、韓国の元首として初の来日です。
全氏が大統領に就任したのは1980年。朴正煕(パク・チョンヒ)大統領が在職中に暗殺された翌年です。
全氏は国内では、軍政下の夜間外出禁止令を解除したほか、経済の立て直しに注力。貿易収支を赤字から黒字へ転換させ、低インフレ下で年率10%を超える経済成長を実現するなどの成果を残しました。
対外的には日本との関係改善に意欲を示し、訪日時に昭和天皇とも会食しています。一方、日本海に浮かぶ竹島の領有権を主張して韓国の天然記念物に指定するなど、強硬姿勢は崩しませんでした。全氏は中国にも接近して国交を正常化。1988年秋のソウルオリンピックに中国も参加しています。
1996年には、陸軍少将だった1979年に起こした「粛軍クーデター」などの責任を問われ、死刑判決を受けます。しかし、その後に特赦を受けて釈放されています。
1984年9月6日の日経平均株価終値は
10,458円49銭
本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。