1994(平成6)年9月4日
関西国際空港が開業
1994(平成6)年9月4日、大阪湾の南端に浮かぶ人工島に関西国際空港(関空)が開業しました。関西エリア2番目の国際空港です。
関空の計画が動き出したのは1963年。離着陸便数の増加で、既存の大阪国際空港(大阪府伊丹市)の処理能力が早晩、限界を迎えるとの見立てから、大阪国際空港の拡張と関西第2国際空港の建設計画が閣議決定されました。
1970年代に入ると大型ジェット機が急速に増え、大阪国際空港周辺の騒音問題が深刻化します。そこで埋め立てによる人工島方式が採用されることになりました。
着工は1987年。騒音対策を徹底するため、海岸から5キロと遠い場所が選定されました。浅瀬とは呼びにくい海域の埋め立て工事は難儀しましたが、1991年に第一期工事の造成工事が完了し、1994年に開業となりました。
2007年9月1日には2本目のB滑走路が完成し、完全な24時間運用に移行。国際線では成田空港と並ぶ日本の西の玄関口の役割を担っています。
1994年9月4日の日経平均株価終値は
20,653円83銭
※1994年9月4日は日曜のため、前営業日の終値。
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