昨日(5月6日)の動向
東京、ロンドンが休みの薄商いの中、マーケットは、先週金曜日の米国雇用統計の良好結果を引き継ぐ形でリスクオンの展開を維持していたものの、ECBドラギ総裁が講演にて「ユーロ圏経済が一段と悪化するようであれば追加策を講じる用意がある」と発言し、ECB政策金利をマイナスに引き下げる可能性も排除しない構えを示したことで、ユーロは対米ドル等で下落に転じました。
5月6日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 99.163 | 99.456 | 99.061 | 99.332 |
ユーロ/円 | 130.087 | 130.399 | 129.597 | 129.878 |
豪ドル/円 | 102.161 | 102.193 | 101.429 | 101.838 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2013年5月7日)の展望
【米ドル/円】
連休明けの日経平均の動きに注目が集まってくると思われます。海外の日経平均先物では14,200円と14,000円台に乗せてきており、本日の動き次第では、米ドル円は100円トライの動きになると思われます。前回の100円トライ時よりは、売りは少なくなっているものの、売りはそこそこあるようで、簡単には上抜けは難しいと思われます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 100.00 | 101.65 | 97.80 | 97.00 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
昨日のドラギECB総裁の発言により、ユーロの上値が重くなりつつあるが、マーケットの流れが円売りに傾いており、ユーロ円では下値は固い展開が予想されます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 130.80 | 131.30 | 127.80 | 127.00 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
今週は本日の貿易収支、RBAキャッシュターゲットをはじめ、重要指標が続くため、マーケットはその結果に左右される形になると思われます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 102.50 | 103.00 | 99.30 | 98.70 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2013年5月7日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2013年5月7日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★★★ | 13:30 | (豪)RBAキャッシュターゲット | 3.00% | 3.00% |
★★ | 14:45 | (スイス)4月失業率 | 3.1% | 3.2% |
★★ | 15:45 | (仏)3月製造業生産指数 | -0.5% | 0.8% |
★★ | 19:00 | (独)3月製造業受注 | -0.5% | 2.3% |
★ | 4:00 | (米)3月消費者信用残高 | 155億ドル | 181.39億ドル |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
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