昨日(4月30日)の動向

米ドル円は本日のFOMC、週末の雇用統計を控え方向感のない展開が続くも、ロンドンフィックスに月末要因と思われる大量のユーロ買いが入った模様で、それに連れる形で米ドル円は、ドル売りの流れを受け97円レベルまで下落しました。その後は米株市場が若干のプラスに転じたことから、やや買い戻されるものの、97.50を挟んで終始小動きの展開となりました。

4月30日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 97.754 98.123 97.006 97.400
ユーロ/円 128.059 128.529 127.205 128.246
豪ドル/円 101.167 101.548 100.506 101.017

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2013年5月1日)の展望

【米ドル/円】

本日は、アメリカ時間にADP雇用統計、ASM製造業景況指数、FOMCと指標イベントが目白押しで、FOMCでは債券購入の継続が討議され、マーケットでは購入継続との見方が大半となっており、継続されるようですと米ドル円の上値が重くなる可能性も出てきます。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 99.00 100.00 97.00 96.50

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

明日のECB理事会を控え、マーケットは0.25%の利下げを予想しており、すでに織り込んでいる模様。通常ならユーロ売りとなりやすい展開ですが、金利引き下げによる欧州株の上昇期待もあり、ユーロはここ数日強気に推移しており、本日も下値の堅い展開になると思われます。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 130.00 131.00 127.00 126.00

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

先週発表されました、第1四半期のCPIが前期比0.4%と、ここ10年間で最も低い数値となったことで、来週の7日に利下げを予想する確率が4割近くまで上昇してきたことと、ここ最近の調整の円買いもあり、上値が重い展開が続くと思われます。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 101.60 102.00 100.00 99.50

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2013年5月1日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2013年5月1日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
15:00 (英)ネーションワイド住宅価格 0.3% 0.0%
★★ 17:30 (英)PMI製造業 48.5 48.3
★★★ 21:15 (米)ADP雇用統計 15.0万人 15.8万人
★★★ 23:00 (米)ISP製造業景況指数 50.6 51.3
★★★ 3:00 FOMC金利誘導目標 0.25% 0.25%
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します