昨日(4月23日)の動向
東京市場では弱い中国PMI指数を受けてリスク回避志向が高まり、豪ドル円は一時101円を割り込み下落。ドル円も99円を一時割り込む動きとなりました。その後、ロンドン市場に入るとドイツPMIも予想を下回ったことでユーロ円は128円を割り込み下落。つられてドル円も98.50レベルまで下落しました。ただECBの利下げ観測も台頭したことから、その後は株が反発するとドル円は一時99.50レベルまで上昇する展開に。一方、NY市場では「ホワイトハウスで2つの爆破があり、オバマ大統領が負傷した」との虚偽の報道が流れたことでダウが150ドル下落し、ドル円は99.30レベルから一時98.60水準まで下落、ユーロ円も1円近く下落したものの、すぐにホワイトハウスと報道元のAP通信が否定したことを受けて一気に買い戻されるなど荒っぽい値動きとなりました。
4月23日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 99.274 | 99.532 | 98.488 | 99.445 |
ユーロ/円 | 129.704 | 129.822 | 127.858 | 129.291 |
豪ドル/円 | 101.996 | 102.135 | 100.76 | 102.048 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2013年4月24日)の展望
【米ドル/円】
100円に控えるオプションの防戦売りを突破しない限り、99円台後半から98円台半ばでのレンジ相場が続きそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 100.00 | 101.50 | 98.50 | 98.25 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
昨日の独PMIが市場予想を下回ったことによる欧州景気懸念から、しばらくユーロの上値を抑えそうです。ECBによる利下げ観測がどこまで織り込まれていくか注目です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 130.50 | 131.50 | 128.50 | 128.00 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
最近の中国経済指標の弱さを背景に豪ドルは上値を抑えられているものの、ドル円次第では豪ドル円は再び上値をトライしそうな状況です。100円台は買いオーダーも厚く底堅さがあります。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 102.10 | 102.90 | 101.00 | 100.40 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2013年4月24日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2013年4月24日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★★ | 17:00 | (独)4月IFO景況感 | 106.2 | 106.7 |
★★ | 20:00 | (米)MBA住宅ローン申請件数 | NA | 4.8% |
★★★ | 21:30 | (米)3月耐久財受注(輸送用機器除) | 0.5% | -0.5% |
★★★ | 21:30 | (米)3月耐久財受注 | -3.0% | 5.7% |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
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