昨日(4月17日)の動向
東京時間は昨日の下げからドルが買い戻される動きとなり、98円半ばまで戻しましたが、ロンドン時間からニューヨーク時間にかけて下落しました。特にニューヨーク時間はダウがマイナス幅を広げたことからもドルが売られ、97.20近辺まで値を下げました。その後、ドイツ連銀総裁のバイトマン氏が、「ECBが利下げに踏み切る可能性がある」と発言したことから、ドルが上昇し、円が売られました。また、今週のG20で日本への円安批判はさほど見られないとの見方から円売りが優勢となっております。
4月17日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 97.536 | 98.425 | 97.210 | 98.064 |
ユーロ/円 | 128.528 | 129.744 | 126.434 | 127.787 |
豪ドル/円 | 101.319 | 102.069 | 99.917 | 100.966 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2013年4月18日)の展望
【米ドル/円】
東京時間では信託系などの本邦勢のドル買い需要が出ています。また、G20では通貨安競争を控えるようにとの草案が盛り込まれるようですが、日本を名指しすることはないとの楽観的な見方が伝わっており、ドル円の上昇をサポートしています。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 98.70 | 99.30 | 97.20 | 97.00 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
昨日バイトマン独連銀総裁が利下げに言及したことで売られたユーロですが、いまのところ日銀の緩和策を背景とした円売り需要からユーロ円の下値は固いとの見方が多勢です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 129.70 | 130.00 | 126.40 | 126.00 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
金の下落や中国景気後退懸念、豪利下げ懸念を受けて上値の重さが目立ちます。日銀緩和策による円売り需要がどこまでサポートできるのか注目です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 101.50 | 102.00 | 100.00 | 99.70 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2013年4月18日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2013年4月18日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★ | 17:30 | 英 3月 小売売上高指数 | -0.6% | 2.1% |
★★ | 21:30 | 米 新規失業保険申請件数 | 35.0万件 | 34.6万件 |
★★★ | 23:00 | 米 フィラデルフィア連銀製造業指数 | 3.0 | 2.0 |
★★ | 23:00 | 米 景気先行指標総合指数 | 0.1% | 0.5% |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
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