昨日(4月12日)の動向
東京時間は特段目新しい材料がなく、週末の調整売りからドル円クロス円が軟調に推移。海外勢参入後はEU財務相会合でキプロスが100億ユーロ以上の追加資本が必要なのではとの思惑でリスク回避のドル買い円買いが先行しました。また、この日発表された米経済指標は、軒並み思わしくなく、ドル円はさらに下げ幅を拡大。加えて、金相場が大幅に下落したことを受けて豪ドルなどの資源国通貨が売られる動きもあり、豪ドル円は103円台へ下落しました。NY時間終盤になると米為替報告書で日本の通貨政策を注意深く監視との声明を出したことや、米政府から日本は通貨安競争を避けるよう要請したことでドル円は一時98円台前半まで急落しました。
4月12日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 99.655 | 99.796 | 98.089 | 98.371 |
ユーロ/円 | 130.559 | 130.805 | 128.583 | 128.961 |
豪ドル/円 | 104.971 | 105.215 | 103.006 | 103.310 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2013年4月15日)の展望
【米ドル/円】
先週末の米為替報告書や米政府声明を受けて調整売りに突入した感があります。ドル円は目先4月7日の終値97.50レベルや追加緩和実施後の高値97円ちょうどレベルが視野に入ってくる可能性もあります。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 99.20 | 99.95 | 97.50 | 97.00 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ドル円に牽引される形でユーロ円も調整売りに突入しそうです。その他、キプロス関連のニュースやイタリア大統領選挙等に注目です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 129.80 | 131.00 | 127.50 | 126.00 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
先週末の金暴落により豪ドルは調整売りが先行しました。今後は金相場の動きや中国経済指標の動きに注目です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 104.30 | 106.50 | 102.50 | 101.50 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2013年4月15日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2013年4月15日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★★ | 21:30 | 米 4月 NY連銀景況指数 | 7.0 | 9.24 |
★★ | 23:00 | 米 4月 NAHB 住宅市場指数 | 45 | 44 |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
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