昨日(4月5日)の動向
米3月雇用統計では非農業部門雇用者数(NFP)が市場予想の+19.0万人を大幅に下回る+8.8万人となり、失業率は市場予想を下回り2月の7.7%から7.6%に低下し、2008 年12月(7.3%)以来の低水準となりました。
雇用統計発表直後は欧州通貨に対してドル売りが優勢となりました。
ドル円は米雇用統計発表後は上下に振れたものの、材料出尽くしから前日の日本銀行の緩和政策の決定を背景とした円売りが再燃する格好となり上昇幅を広げることとなりました。またクロス円は、円売りに傾斜するなかで上値を伸ばし、ドルストレートでの上昇も相まって特に欧州通貨が上昇しました。
4月5日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
ドル/円 | 96.308 | 97.830 | 95.682 | 97.517 |
ユーロ/円 | 124.534 | 127.277 | 123.869 | 126.794 |
豪ドル/円 | 100.450 | 101.721 | 99.695 | 101.331 |
ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2013年4月8日)の展望
【ドル/円】
日銀の緩和策を好感した円売りが継続し、本日の早朝は一旦利益確定の売りから円高方向に押される場面もありましたが、98円を維持し継続した買いが続きその後大きく上昇しました。節目の100円が近いことから上値は重く下値は限定的な動きとなりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ドル/円 | 99.00 | 99.50 | 98.20 | 97.80 |
ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ユーロ/円も米ドル/円の動きにつられ128円まで上昇、また日足でユーロ/ドルを見ると200日移動平均線を一旦下回っていたものの底堅い動きをしているため、ユーロ円は底堅い展開となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 128.50 | 130.00 | 127.50 | 126.80 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
節目の100円を抜け102円台まで上昇していることから、一旦利益確定の売り注文が出そうですが、当面は底堅い展開となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 102.40 | 103.00 | 101.80 | 100.50 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2013年4月8日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2013年4月8日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★ | 19:00 | 独 2月鉱工業生産(前月比) | 0.3% | 0.0% |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
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