1953(昭和28)年7月27日
朝鮮戦争の休戦協定が成立
1953年7月27日、朝鮮戦争の休戦協定が成立し、戦火が止みました。終戦ではなく休戦の状態が現在まで続いています。
朝鮮戦争があったのは1950年6月から3年間あまり。第二次世界大戦後に成立した大韓民国(以下・韓国)と朝鮮民主主義人民共和国(以下・北朝鮮)が、朝鮮半島の主権をめぐって、半島のほぼ全域で戦闘を展開しました。
実際には、韓国の背後にいる米国と、北朝鮮を支援する中国・旧ソ連という大国間の代理戦争でした。東西冷戦の時代、朝鮮半島では同じ民族が互いに銃口を向け合う悲劇に見舞われました。
米国が核兵器使用を検討するほど戦況は泥沼化しましたが、1953年に転機が訪れます。1月に米大統領がトルーマン氏からアイゼンハワー氏に交代、旧ソ連では最高指導者のスターリン共産党書記長が死去したのです。
その後、休戦交渉が進み、戦闘の停止で合意に達しました。「38度線」と呼ばれる軍事境界線もこの時に決まったものです。
2018年4月27日には、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の首脳会談が実現しましたが、南北統一と平和が今後の課題と目されています。
1953年7月27日の日経平均株価終値は
367円10銭
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