昨日(3月20日)の動向
序盤は本邦休場から動意に乏しく95円近辺で小幅な動きになりました。欧米時間にかけては日銀新体制での更なる緩和期待や上海株の上昇から円売りが優勢となり、95円台後半へ上昇する動きとなりました。FOMCでは金融緩和継続にドル売りで反応するものの、その後は株価上昇によるリスクオンの円売りにドルの下値が支えられ96円台へ上昇してクローズとなりました。
3月20日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 95.087 | 96.124 | 94.827 | 96.011 |
ユーロ/円 | 122.404 | 124.499 | 122.031 | 124.175 |
豪ドル/円 | 98.596 | 99.780 | 98.287 | 99.629 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2013年3月21日)の展望
【米ドル/円】
日本の貿易収支は市場予想比良好でしたが円買いは続かず、96円近辺で小動きです。日銀新体制下での金融緩和期待からドルの下値は限定的との見方が強いようです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 96.30 | 96.60 | 95.75 | 95.40 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
株価上昇によるリスクオンの動きにユーロを買い戻す展開となっていますが、市場ではキプロス問題によるユーロの先行き不透明感が上値の重石になるとの見方が多いようです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 124.80 | 125.80 | 123.70 | 122.70 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
中国指標が市場予想比良好だったことから豪ドル買いの動きとなっています。100円を前に何度か跳ね返されていますが、下値も限定的であることから上値トライとの見方のようです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 100.00 | 101.00 | 99.10 | 98.70 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2013年3月21日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2013年3月21日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★★★ | 17:30 | 独 3月 PMI製造業 | 50.5 | 50.3 |
★★★ | 18:30 | 英 2月 小売売上高 | 0.6% | -0.5% |
★★★ | 23:00 | 米 2月 中古住宅販売件数 | 5M | 4.92M |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。