今日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは157.85円
↓下値メドは156.20円
FRB独立性危機:トランプ氏、FRBの金利政策変更は大統領に「事前相談」させる。
ECBの責務:マクロン仏大統領「ECBの責務に経済成長と気候変動を加える必要がある」
中立金利:中立金利の水準の認識が誤っているとすれば、経済データの強さを説明することができる
BOE:今年の利下げは2回のみ
カナダ:マックレムBoC総裁「利下げ時期が近づいている」
前日の市況
7月22日(月曜)のドル/円相場は、前日比0.44円の「円高」だった。
2024年146営業日目は157.35円からスタートして、東京時間昼前にこの日の高値となる157.61円をつけたが、上値は限定的だった。バイデン大統領が米大統領選からの撤退を決めたとのニュースでドルが売られるなかで夕方に157.00円を下抜けすると156.28円まで大きく下げてこの日の安値をつけた。ただ、その後は、徐々に157円台へ戻した。バイデン大統領の後継候補の政策を見極めたいとの考えもあり、ポジションは傾けにくい状況だった。終値は157.07円。24時間のレンジ幅は1.34円。
週前半の「円安・円高のメド」
円安のメドは、157.60円、157.86円、158.00円、158.65円
円高のメドは、156.28円、156.00円、155.50円、155.36円152.74円、
ドル/円:7月1日~7月現在
短期:円高
7月のドル/円のレンジは、155.36円から161.95円。
高値と安値の50%(中間点)は、158.65円。
中間点から見て現在の水準は、「円高」。
ドル/円:4月29日~7月現在
中期:円高に転換
5月から7月までのドル/円のレンジは151.85円から161.95円。
高値と安値の50%(中間点)は、156.90円。現在レートはこの水準にある。
主要指標 終値
今日の為替ウォーキング
今日の一言
もしとても大切なことがあるのなら、たとえどんな困難が立ちふさがろうともやるべきだ。 - イーロン・マスク
You Belong To The City
7月11日に発表された米国の6月のCPI(消費者物価指数)は、広範囲に鈍化した。前月比ではマイナス0.1%で、予想のプラス0.1%を下回った。前年同月比で3.0%の上昇となり、これも予想の3.1%を下回った。前月の3.3%からも減少した。エネルギー価格の下落がCPI下落に大きく影響した。ガソリン価格は前月比でマイナス3.8%とさらに下がった。また、中古車価格も前年同月比でマイナス10.1%と大幅に下落した。コアCPI(エネルギーや食品を除いた指数)は、前月比+0.1%と、2021年8月以来の小幅な伸びにとどまった。前年同月比は+3.3%で予想の3.4%を下回り、3年余りで最も低い伸びとなった。
今回のCPIの注目点は、インフレ高止まりの原因となっていたOER(所有者居住相当家賃)が穏やかな上昇におさまったことだ。OERが下落しなければ、FOMC(米連邦公開市場委員会)がインフレ率を2%に戻せる可能性はほとんどないと言われていた。
この結果を受けて、FRB(米連邦準備制度理事会)が9月に利下げを開始する可能性が高まっている。とはいえ、今後は前年比のベース効果の影響で年末に向けてCPIが徐々に上昇していく可能性が高い。9月利下げが、即ち「利下げサイクル(毎会合での利下げ)の開始」を意味することにならないだろう。
今週の注目経済指標
今日の重要ブレークアウトレベル
タイムゾーン 分析
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